ドラマリーディング『国境の詩』と短編集『あうん』『アテルイ』
名古屋を拠点とする演劇カンパニー「よこしまブロッコリー」の公演「国境の詩と短編集」が2022年2月26、27日、名古屋市中区丸の内1-12-3のGallery + Cafe blankaで上演される。
コロナ禍で無観客での配信公演やドラマ動画の作成などを余儀なくされ、観客ありの主催公演としては約2年ぶりとなる。
温かくもヒリヒリとした物語がカンパニーの持ち味。今回も、どうしようもなく葛藤や不安を抱えてしまう市井の人々に寄り添った会話劇を展開させる。
上演するのは、ドラマリーディング『国境の詩』と、短編集『あうん』『アテルイ』の計3作品。
共通するのは、「わたしはどこへ向かうのか」――。選択を迫られるように、あるいは運命に流されるように、あるいはゆるやかに、登場人物たちは「わたし」と向き合う。
それぞれの作品
◎ドラマリーディング『国境の詩』
それぞれの大切な人に会うために 国境の街に向かう男女 ある人物の登場で状況は緊迫していく
◎短編集
『あうん』
出産を間近に控えた夫婦 すれ違ったり食い違ったりする会話 浮かび上がる2人の「あうん」と「これから」
『アテルイ』
帰路に立つ天文学者 彼女が選ぶのは、憧れか現実か
日時・観覧料
前売り券2,500円 ペア券3,500円 当日券2,500円
出演
古屋暖華(M.カンパニー)、山本千恵(劇団ゆきやなぎ)、古部未悠、鶴田雅弓、すずきたつろう、結沼栄太、にへいたかひろ
スタッフ
【脚本/演出/音楽】にへいたかひろ
【宣伝美術】鶴田雅弓
【制作】結沼栄太
【演出補佐】すずきたつろう