安田淳一監督の原点を2作品+短編で紹介
安田淳一監督特集「~ごはんと目玉焼~」が2025年1月11〜17日、名古屋市東区白壁のシアターカフェで開催される。
『侍タイムスリッパー』の大ヒットで注目の安田淳一監督。その原点である『拳銃と目玉焼』と『ごはん』を短編上映付きで上映する。プロジェクタの不具合で2024年11月に予定されながら上映が中止となった企画が改めて実現した。
日程・料金・予約
日時:2025年1/11(土)~1/17(金)
1/11(土)~13(月祝) ごはん14:00- 拳 銃16:30- ※1/11残席わずか
1/16(木) 拳 銃18:00-
1/17(金) ごはん18:00-
料金:1400円(同日2作品2800円)+1ドリンク(600円~)
定員:各回19名
予約はこちら。
作品紹介
『ごはん』(2017年/118分)
監督・脚本・照明・編集:安田淳一
出演:沙倉ゆうの 井上肇 源八 紅壱子 福本清三 森田亜紀 ほか
日本の米作りを巡る現状を背景に、農業を引き継ぐことになった若い女性の奮闘を描くドラマ。撮影に4年を費やし、米の生産過程をリアルに捉えた。
主演は「拳銃と目玉焼」「侍タイムスリッパー」の”絶対ヒロイン”沙倉ゆうの。「太秦ライムライト」の福本清三の演技にも注目!
東京でOLとして働いていたヒカリのもとに、故郷の京都から父の訃報が届く。幼い頃に母を亡くし、仕事に明け暮れていた父とはぎこちない関係のまま育ったヒカリだったが、葬儀のために故郷へ戻る。そこでヒカリは、父が年老いた農家の人々に頼られ、広大な田んぼの耕作を引き受けていたことを知る。
ヒカリは父が残した田んぼを引き継ぐことを決意し、様々な人に助けられながら米作りに奮闘。その仕事を通して、亡き父の思いを少しずつ理解していく。
©2024 未来映画社
併映『善通寺的な恋の始まりの物語』
『拳銃と目玉焼』(2014年/113分)
監督・脚本・照明・編集:安田淳一
出演:小野孝弘 沙倉ゆうの 矢口恭平 田中弘史 紅壱子 戸田都康 吹上タツヒロ ゆうき哲也 ほか
京都で結婚式や幼稚園のビデオ撮影業を営んでいる安田淳一監督が一念発起し、8万円のカメラと平均3.5人のスタッフで作り上げた関西発のヒーローアクション作品。
気弱で心優しい中年新聞配達員が、惚れたウェイトレスのため徐々に“ヒーロー”となっていく様を人情味たっぷりに描く。
新聞配達員の志朗は心優しい独身中年男。プラモデルを組み立てている時と想いを寄せるユキが働く喫茶店で目玉焼を食べている時が至福の時だった。
ある日、ユキから強制わいせつ男を退治してほしいと言われ、真に受けた志朗は恐る恐る深夜の街に出かけて行く。
©2024 未来映画社
併映『虹』