2020年8月21日の共同通信の報道(WEB)によると、劇作家、評論家で文化勲章受章者の山崎正和さんが2020年8月19日、悪性中皮腫のため兵庫県の病院で死去した。86歳。京都市出身。
2020年8月21日の朝日新聞(WEB)などによると、文芸、文化や文明、社会を幅広く論じ、 多くの著作で旺盛な評論活動を展開。 芸術文化の振興にも力を尽くした。
足利義満と、能楽を大成した世阿弥とを光と影に見立てた戯曲「世阿弥」で1963年に岸田戯曲賞を受賞した。関西大や大阪大などの教授を歴任。代表先に 「鴎外 闘う家長」(1971年)、「柔らかい個人主義の誕生」(1984年)など。