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『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは・・・』シアターカフェ(名古屋)で2023年10月7-13日に上映 名古屋で初公開

世界が評価した、全く新しい [思考する映画]の凱旋上映

 北尾和弥監督の『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは・・・』が2023年10月7~13日、名古屋市東区白壁のシアターカフェで上映される。名古屋初公開。

 20を超える映画祭で取り上げられ、数々の賞を受賞。世界が評価した、全く新しい [思考する映画]の凱旋上映となる。

 繰り返される言葉とイメージの連鎖が、見る者の眠った感覚を覚醒させ、思考に導く――。哲学的で詩的な言葉の嵐と、リアリティーの次元から引き剥がされたような演技、大胆に景色を切り取る映像が不思議な魅力を醸し出す作品である。

 特に高く評価されたのは、現代の東京をディストピア的に捉えた映像美と、研ぎ澄まされた音響。

 三重県出身の北尾和弥監督らの舞台挨拶も予定されている。

スケジュール・料金・予約

日時:
10/7(土)、10/8(日)  ①14:30-16:47 ②18:00-20:17
10/9(月祝) 14:30-16:47
10/12(木)、10/13(金) 18:00-20:17

※舞台挨拶(予定)
10/7(土)~9(月祝)各回 北尾和弥監督、出演の石川理咲子(Ree)さん、小野塚老さん
料金:1300 円+1 ドリンク(600 円~)
※全国共通前売券が使用できる(ただし 1 ドリンクオーダーは必須)
※リピーター特典あり 脚本プレゼント♪
定員:各回 19名
予約はこちら

作品紹介

『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは・・・』(2019年/137分)

監督・脚本・撮影・編集:北尾和弥 
出演:石川理咲子(Ree) 高橋恭子 小野塚老 那木慧 鴻森久仁男

 共に暮らしていた男が突然姿を消した。 部屋に残された無数の写真。
女は写真に写った場所を探し始める。不安定さを増す現代の東京を写真を手に彷徨い歩きながら、女は4人の人物に出会い、会話を重ねていく。
 
 失うことへの不安、焦燥、自らが信じていたものへの疑問…。
 
 様々な想いを掻き立てられながら、次々と立ち現れる“問い”に内なる対話を深め、女は、自らの中にあったはずの何かを埋め戻そうと足掻く。
 
 なぜ、何に、足掻くのか。彼女のたどり着く先とは…。そしてあなたは――。

北尾和弥監督プロフィール

 三重県四日市市、石油化学コンビナートのヘドロの中から誕生。父親の影響で、幼少期からジャンルの垣根なく数多くの映画に触れる。映像専門学校時代には、映像作家 / 現代音楽家の帯谷有理に師事。

 卒業後、広告業界で映像を作る傍、独立系映画の制作を続けている。監督としての活動以外にも、撮影、録音、賑やかしなどで様々な現場を暗躍中。

【主な監督作品】
「塵芥」 2005
「ある別れ」 2007
「のこされたもの」 2011
「私はどこから来たのか、何者なのか、
 どこへ行くのか、そしてあなたは…」 2019
「呼吸」 2019

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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