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評論家の海野弘さんが死去 83歳

 報道によると、評論家、作家の海野弘さんが2023年4月5日、虚血性心不全のため東京都内の病院で死去した。83歳。世紀末芸術などに関する著作で知られた。

 東京都出身。早稲田大卒業後、平凡社の雑誌「太陽」編集長などを経て独立。美術や都市論、映画など幅広い分野で活躍した。

 「江戸ふしぎ草子」で斎藤緑雨賞を受賞。他の著書に「アール・ヌーボーの世界」「都市の神話学」「世紀末の街角」「モダン都市東京」など。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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