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「おいしい民窯-食のうつわ」豊田市民芸館で2025年1月11日-5月25日に開催

左上から時計回りに、八寸皿 沖縄県壺屋/四寸小皿 鳥取県牛ノ戸/染分五寸皿 鳥取県牛ノ戸/スリップウェア角皿 島根県布志名/エッグベーカー 島根県湯町/飛鉋六寸皿 福岡県小石原/角皿 鹿児島県苗代川/平茶家 鹿児島県苗代川/とくさ文蓋付飯茶碗 愛知県瀬戸/麦藁手蓋付飯茶碗 愛知県瀬戸

食にまつわるやきものを約200点

 愛知・豊田市民芸館で2025年1月11日〜5月25日、企画展「おいしい民窯みんよう-食のうつわ」が開催される。

 「民窯」とは、日々の生活のなかで使う器や道具などを焼く窯、またはそのやきもの自体を指す。日本民藝館の創設者・柳宗悦(1889-1961年)は「普段使い」「下手物」といわれるものの美しさを具体的に示すために、皿や碗(椀)などの食の器を取り上げて紹介した。

 また、柳家の食卓では、民藝運動を共に牽引した盟友 ・ 河井寬次郎や濱田庄司によるうつわが使われていた。

左:とくさ文蓋付飯茶碗、右:麦藁手蓋付飯茶碗 愛知県瀬戸

 今回の展示では、愛知県の瀬戸焼をはじめとした全国の民窯のやきもの、河井・濱田による食のうつわや日本民藝館展の入選作品を中心とした現代の職人の手仕事によるものまで、同館が所蔵する食にまつわるやきもの約200点を紹介する。

エッグベーカー 島根県湯町

開催概要

開館時間:午前 9時30分ー午後5時
休 館 日:月曜日(1月13日、2月24日、5月5日は開館)
主  催:豊田市民芸館
共  催:中日新聞社
会  場:第 1・第 2民芸館
観 覧 料:一般500円 高校生・ 大学生 300円 中学生以下 無料(要証明)
※その他の減免については同館 HPを確認

抱瓶 沖縄県壺屋

展示構成

第1民芸館: 沖縄、九州、四国、中国地方の民窯
第2民芸館:近畿、中部、北陸、関東、東北地方の民窯

鰊鉢 福島県会津本郷

関連企画

特別展示「とよたの旬を、民窯のうつわに盛って」
協力:豊田市農産物ブランド化推進協議会
豊田市内の地産地食応援店の協力で広報とよた「旬レシピ」コーナーで使用した同館所蔵の民窯のうつわを紹介
記念講演会「瀬戸本業窯のこれまでとこれから」
日時: 2025年2月22日(土)午後2時-3時半
講師:水野雄介氏(瀬戸本業窯 八代目半次郎後継)
聴講:無料(ただし会期中の観覧券提示必要)
定員:先着50名程度(事前申し込み不要)
民窯のうつわ販売
販売予定:瀬戸本業窯(愛知)、出西窯(島根)、久髙民藝店(沖縄)

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