《カオナシと対⾯する千尋》映画『千と千尋の神隠し』(宮﨑 駿監督)の⼀場⾯より
染⾊:ナディア・ペトコヴィッチ(アトリエ・タンチュール・オービュッソン・ラボ)、2021年
下絵:デルフィーヌ・マンジェレ、2021 年
製織:ロベール・フール⼯場、2023 年
綿(経⽷)、⽺⽑・レーヨン・⿇・絹(緯⽷) 3. 05m×7. 57m
オービュッソン国際タピスリーセンター、2023.1.1 Photo Studio Nicolas Roger、© 2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDTM
愛・地球博20祭の一環
愛知県美術館が2025年4月11日〜8月17日、映画『千と千尋の神隠し』の一場面を表現したタピスリーを特別展示する。
2005年の愛知万博から20年となる今年の3月25日から9月25日まで、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」が開催されるのに合わせて企画され、同時期に開催される2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」とも連携。
フランス・オービュッソン国際タピスリーセンターが制作したスタジオジブリ作品のタピスリーのうち、『千と千尋の神隠し』のタピスリーは愛知県美術館、『もののけ姫』のタピスリーは大阪・関西万博のフランスパビリオンで展示する。

《カオナシと対⾯する千尋》映画『千と千尋の神隠し』(宮﨑 駿監督)の⼀場⾯より(部分)
染⾊:ナディア・ペトコヴィッチ(アトリエ・タンチュール・オービュッソン・ラボ)、2021年
下絵:デルフィーヌ・マンジェレ、2021 年
製織:ロベール・フール⼯場、2023 年
綿(経⽷)、⽺⽑・レーヨン・⿇・絹(緯⽷) 3. 05m×7. 57m
オービュッソン国際タピスリーセンター、2023.1.1 Photo Studio Nicolas Roger、© 2001 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDTM
オービュッソンは、15世紀頃からタピスリーが織られてきた街として知られる。
愛知県美術館に展示する作品は、映画『千と千尋の神隠し』(宮﨑 駿監督)の一場面を表現した《カオナシと対面する千尋》。
染色はナディア・ペトコヴィッチ(アトリエ・タンチュール・オービュッソン・ラボ)、下絵はデルフィーヌ・マンジェレ、製織はロベール・フール工場で、2021-2023年に制作された。サイズは高さ3.05m×幅7.57m。オービュッソン国際タピスリーセンターが所蔵している。
展示概要
会 場:愛知県美術館(愛知県芸術文化センター10階 展示室4)
会 期:2025年4月11日(金)から8月17日(日)まで
午前10時から午後6時まで(入館は閉館の30分前まで)
※金曜日は午前10時から午後8時まで
休館日:月曜日
※5月5日(月・祝)、7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館し、5月7日(水)、7月22日(火)、8月12 日(火)は休館
※6月9日(月)から7月3日(木)までは愛知県美術館企画展の展示替えのため休館
観覧料:愛知県美術館コレクション展の観覧券が必要。
一 般500(400)円、高大生300(200)円、中学生以下無料
※かっこ内は20名以上の団体料金
※同時期開催の企画展の観覧券でも観覧可能
主 催:愛知県美術館、愛知万博20周年記念事業実行委員会
協 力:オービュッソン国際タピスリーセンター