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美術史家、美術評論家、東京大学名誉教授、元・国立西洋美術館長、元・大原美術館長の高階秀爾さんが死去 92歳

 報道によると、美術史家、美術評論家、東京大学名誉教授、元・国立西洋美術館長、元・大原美術館長の高階秀爾さんが2024年10月17日、心不全で死去した。92歳。

 1932年、東京都生まれ。1953年に東京大学教養学部卒業。西洋美術史研究を志し、東京大学大学院在学中にフランス政府招聘留学生として渡仏。パリ大学付属美術研究所、ルーブル学院で西洋近代美術史を専攻。帰国後、国立西洋美術館主任研究官。

 1979年に東京大文学部教授、1992年に国立西洋美術館長、2002年に大原美術館長、2004年に京都造形芸術大(現・京都芸術大)大学院長。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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