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彫刻家の澄川喜一さん死去 91歳

 報道によると、彫刻家で、元東京芸術大学長の澄川喜一さんが2023年4月9日、死去した。91歳。東京スカイツリーのデザインを監修したことでも知られる。

 島根県出身で、東京芸術大に進学し、平櫛田中らに師事した。代表作は「そりのあるかたち」シリーズ。同大教授を経て、1995年から2001年まで学長を務めた。

 「そりのあるかたち」は、日本刀や日本の木造建築などから連想される研ぎ澄まされた美に自然のゆがみである反りの形が融合され生み出された。シャープでありながら繊細で優美な線が静かな均衡、緊張感とともにある。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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