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SPAC 無料ライヴ配信「妖怪の国の与太郎」12月5日午後7時から

 新型コロナウイルス感染症が再拡大する中、 SPAC-静岡県舞台芸術センターが2020年12月5日午後7時から、「妖怪の国の与太郎」を無料配信する。

 2019年初演。上演時間は約1時間20分。アーカイブはなく、一度限りの配信となる。

 台本・翻案・ドラマツルギーは、フランス人演出家のジャン・ランベール=ヴィルドさんをはじめ、平野暁人さんや、出演者、ワークショップ参加俳優一同。

 ジャン・ランベール=ヴィルドさんのほか、スイス人演出家のロレンゾ・マラゲラさんが演出に加わり、SPACの“妖怪みたいな“俳優たちとともに奇想天外な音楽劇を届ける。

 死後、おかしな世界に迷い込んだ与太郎は、次々と現れる妖怪たちに翻弄され・・・。

 SPAC公式サイトのトップページの「映像ライヴ配信」と書かれた紫色バナーから、YouTubeの配信ページへ移行する。

 ジャン・ランベール=ヴィルドさんは、1972年、南インド洋のフランス海外県・レユニオン島生まれ。
 劇作家・演出家・俳優。特異な風土で培われた詩的想像力と、魔術的演出術が高く評価され、異例の若さでフランス各地の国立演劇センターの芸術監督を歴任している。
 代表作に、偽自伝的作品群である『ヒュポゲウム(墓)』、ブラジルの原住民と制作した『脱皮』、『ゴドーを待ちながら』等。

 ロレンゾ・マラゲラさんは、演出家・俳優。ジュネーヴ大学で地理学の修士号を取得後、ジュネーヴ高等演劇学校(ESAD)で俳優としての研鑽を積む。
 2001年に劇団ル・トロワジエム・スペクタクルを結成。2009年にスイス・モンテーにあるクロシュタン劇場の芸術監督に就任。2012年から、定期的にジャン・ランベール=ヴィルドと創作を共にしている。

音楽:ジャン=リュック・テルミナリアス、棚川寛子

出演:SPAC/大内米治、木内琴子、貴島豪、小長谷勝彦、三島景太、宮城嶋遥加、森山冬子、吉植荘一郎、渡辺敬彦



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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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