2024年-2025年の塩田千春展
《大阪中之島美術館》
塩田千春(1972年生まれ)の出身地・大阪で、16年ぶりに開催する大規模な個展である。現在、ベルリンを拠点として国際的に活躍する塩田は、「生と死」という人間の根源的な問題に向き合い、作品を通じて「生きることとは何か」、 「存在とは何か」を問い続けている。本展覧会は、全世界的な感染症の蔓延を経験した私たちが、否応なしに意識した他者との「つながり」に、3つの【アイ】-「私/I」、「目/eye」、「愛/ai」を通じてアプローチしようとしている。それぞれの要素はさまざまに作用し合いながら、わたしたちと周縁の存在をつないでいると考える。インスタレーションを中心に、絵画、ドローイングや立体作品、映像など多様な手法を用いた作品を通じて、本展覧会は、 「つながる私」との親密な対話の時間となることだろう。
2025年-2026年の塩田千春展
関連記事
◉塩田千春「朝、目が覚めると」ケンジタキギャラリー(名古屋)で8月2日-10月1日
◉イケムラレイコ&塩田千春展 ケンジタキギャラリー(名古屋)
◉塩田千春展 名古屋・ケンジタキギャラリー 2019年8-10月
◉国際芸術祭「あいち2022」参加アーティスト発表(第1弾)