報道によると、日本を代表する映画評論家で、多くの映画人の育成に尽力した佐藤忠男さんが2022年3月17日、胆のうがんのため死去した。91歳だった。
新潟市出身。雑誌「映画評論」の編集に携わり、 同誌や「思想の科学」の編集長を務めた。1996年~2017年に日本映画学校(日本映画大学)の校長(学長)を務めた。 日本映画大学名誉学長。
アジアやアフリカの映画の紹介に貢献。アジアフォーカス・福岡国際映画祭のディレクターを務めた。 小津安二郎監督や黒澤明監督の評論など多数の著書を発表し、全4巻の「日本映画史」をまとめた。