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「清流の国ぎふ」文化祭2024 アートまるケット「つなぐ人 日比野克彦」岐阜県美術館で2024年9月27日-12月8日に開催

南仏でルドンが描いた世界を岐阜県美術館とVRでつなぐ

 岐阜県美術館で2024年9月27日〜12月8日、「『清流の国ぎふ』文化祭2024 アートまるケット『つなぐ人 日比野克彦』」が開催される。

 岐阜をアートまみれにして楽しもうと、2015年度から始まった日比野克彦館長ディレクションによる「アートまるケット」。

 10回目となる今回は、新プロジェクト「つなぐ人 日比野克彦」が本格始動する。

 南仏のフォンフロワド修道院でオディロン・ルドンが描いた世界を岐阜県美術館へとつなぐVRプロジェクトである。

開催概要

展覧会名:「清流の国ぎふ」文化祭2024 アートまるケット「つなぐ人 日比野克彦」
会  場:岐阜県美術館 展示室3(岐阜市宇佐4-1-22)
会  期:2024年9月27日(金)〜12月8日(日)午前10時ー午後6時
休 館 日:毎週月曜日(祝 ・休日の場合は翌平日)
夜間開館:2024年10月18日(金)、11月15日(金)は午後8時まで
※展示室の入場は閉館の30分前まで
料  金:観覧無料
主催:岐阜県美術館

アートまるケットとは

 「アートまるケット」は岐阜の言葉で「まみれる」を意味する「まるけ」と「マーケット」に「アート」を結び付け、「アートまみれ」にしようとする企画。

 2015年度から3年間は展示室から庭園へ、次に美術館を飛び出し公園へ、人が自由に集まる場所で魅力を発信した。

 2019年度は県内リサーチを試みるもコロナ禍のためオンライン企画にシフトし、現在も配信し続けている。
 2022年度は「知る」をテーマに2組のアーティストを迎え、展示室と庭園を使い、リアルへとリスタートするためのプロジェクトを展開。作家のまなざしを通して現わされた「岐阜のかたち」は鑑賞者の好奇心をくすぐった。
 2023年度は「展覧会の準備をしてます、展。」を開催。調査の様子、燻蒸や装丁など普段は見ることのできないプロセスを見せた。
 2024年度はいよいよ新プロジェクト「つなぐ人 日比野克彦」が始まる。ルドンが晩年に南仏のフォンフロワド修道院図書室のために制作した大作《昼》と《夜》の世界を、アーティストで岐阜県美術館長の日比野克彦が岐阜県美術館につなぐ。
 会期中には、ルドンの絵画世界から日比野克彦が感じたイメージをライブペインティングによって鑑賞者に伝える。⇨ライブペインティングと記念講演会の詳細

同時開催

◆PARALLEL MODE:山本芳翠 -多彩なるヴィジュアル・イメージ-
2024 年9月27日(金)〜12月8日(日)
◆PARALLEL MODE:オディロン・ルドン -光の夢、影の輝き-
2024年9月27日(金)〜12月8日(日)

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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