「女の館」パウル・クレー 1921年 油彩、厚紙 41.7×52.3 愛知県美術館蔵
2025年のパウル・クレー展
《愛知県美術館》
☆パウル・クレー展 創造をめぐる星座 2025年1月18日~3月16日⇒公式サイト
抽象的でありながら、豊かな詩情と物語性のある作品を描いたパウル・クレー(1879-1940)は、日本でも親しまれているスイス生まれの画家。しかしながら、彼が表現主義やシュルレアリスムといった同時代の運動と、どのように関わっていたのかは、あまり知られていない。 スイス・ベルンのパウル・クレー・センターの協力を得て開催する本展では、同時代の芸術家の作品との比較を通じて、歴史を超越した天才、あるいは内省にふける孤高の芸術家としてではなく、多くの人や情報との交差のなかで生きた芸術としてクレーを捉え直す。
◉記事「パウル・クレー展―創造をめぐる星座 愛知県美術館で2025年1⽉18⽇-3⽉16⽇に開催」
《兵庫県立美術館》
☆パウル・クレー展 創造をめぐる星座 2025年3月29~5月25日⇒公式サイト
同館では10年ぶりとなるクレー展。本展ではスイス・ベルンのパウル・クレー・センターの学術的な協力のもと、キュビスム、表現主義、ダダ、シュルレアリスムといったクレー(1879-1940)と同時代の美術動向にも目を向け、他作家の作品とあわせて展示することで、クレーの独自性にとどまらず、同時代性や交流などにも焦点を当てる。
◉記事「パウル・クレー展―創造をめぐる星座 2025年3月29日-5月25日に兵庫県立美術館で開催」
《静岡市美術館》
☆パウル・クレー展 創造をめぐる星座 2025年6⽉7⽇〜8⽉3⽇⇒公式サイト
抽象的でありながら、詩情豊かな物語性のある作品で知られるスイス・ベルン近郊生まれのパウル・クレー(1879-1940)。孤独に瞑想する芸術家としてのイメージが強いクレーだが、同時代の芸術家との交流や美術動向との関わりのなかで作品が生み出されてきたことはあまり知られていない。本展はベルンのパウル・クレー・センターの学術協力のもと、同センター、バーゼル美術館、日本各地の美術館から集めたクレー作品約60点を核に、カンディンスキー、ピカソ、ミロなどの作品を加え、クレーの生涯にわたる創造の軌跡を捉え直す。