- 2019年8月6日
- 2019年8月6日
あいちトリエンナーレ・表現の不自由展中止 波紋広がる
あいちトリエンナーレ2019の国際現代美術展の企画「表現の不自由展・その後」が中止となった波紋を、2019年8月6日の朝刊各紙が伝えている。各紙とも報道しているのが、トリエンナーレ実行委の会長、大村秀章愛知県知事と、会長代行の河村たかし名古屋市長による、表現の自由を保障する憲法21条を巡る対立だ。 […]
あいちトリエンナーレ2019の国際現代美術展の企画「表現の不自由展・その後」が中止となった波紋を、2019年8月6日の朝刊各紙が伝えている。各紙とも報道しているのが、トリエンナーレ実行委の会長、大村秀章愛知県知事と、会長代行の河村たかし名古屋市長による、表現の自由を保障する憲法21条を巡る対立だ。 […]
表現の不自由展・その後 2019年8月4日の中日新聞、朝日新聞などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の国際現代美術展の中の「表現の不自由展・その後」で、慰安婦を象徴する少女像などへの批判や抗議が相次ぎ、名古屋市の河村たかし市長からも展示中止などを求める抗議文が提出された問題で3日、トリエン […]
2019年8月3日の朝日新聞、中日新聞などによると、愛知県で開催中の「あいちトリエンナーレ2019」の国際現代美術展内の企画展示「表現の不自由展・その後」に対して、名古屋市の河村たかし市長が展示作品の一つ、従軍慰安婦を象徴する少女像の展示中止を含めた適切な対応を求める抗議文を大村秀章愛知県知事に出 […]
「情の時代」をテーマに、あいちトリエンナーレ2019が2019年8月1日、開幕した。10月14日まで、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、豊田市美術館、名古屋市内の四間道・円頓寺エリアなどを会場に多ジャンルの現代芸術が展開される。この記事では、7月31日、酷暑の中催されたプレスツアーとオープニン […]
鉄、鉛、ステンレスなど金属による「絵画」を追究した久野真さん(1921〜98年)の展覧会「久野真展—Metal Works—」が2019年7月23日、愛知・刈谷市美術館で始まった。9月1日まで。入場無料。7月19〜27日には名古屋画廊でも久野真展が開かれた。27日には、久野さんをよく知る愛知・碧南 […]
ギャラリーA・C・S(名古屋) 2019年7月26〜28日 89歳になる愛知県一宮市の美術家、後藤泰洋さんがA・C・Sで2015年以来、4回目となる個展を開いた。会期はいずれも3日間。 後藤さんは以前、体調が良い時には毎回のようにA・C・Sの展覧会に足を運び、後日、ファクスで寄せた感想、批評の文 […]
愛知・豊田市美術館で2019年7月23日、「クリムト展 ウィーンと日本1900」が始まった。10月14日まで。19世紀末ウィーンを代表する巨匠、グスタフ・クリムト(1862〜1918年)の没後100年と日本オーストリア友好150周年を記念する展覧会で、国内で開催されたクリムト展では、過去最高の油彩 […]
STANDING PINE(名古屋) 2019年7月13日〜8月10日 ニューヨークを拠点に既存の制度、慣習に揺さぶりをかける、批評性の強い作風で知られる平川は死や性などのタブー、生理、反動的な社会システムや歴史に感傷を排して果敢に挑み、時に反社会的な挑発さえ孕む作品を展開してきた。こうした作品の […]
Gallery HAM(名古屋) 2019年5月18日〜6月29日 先間さんはここ10年以上、ずっとリンゴ園を撮り続けている。長野県の飯田市周辺から北上し、長野市辺りで撮影した後、最近はもっぱら津軽平野まで出かけるらしい。リンゴ園が多く連なり、広く視野が取れるのが津軽の良さだという。なぜ、先間さん […]
ガレリア・フィナルテ(名古屋) 2019年7月13日〜8月3日 東日本大震災が起きた後、津波の被害を受けた地域では、波にさらわれたドロドロの家族のアルバム写真を必死に捜し、水で流す姿がテレビで放映された。家や家族を失った時、幸福な記憶のよすがとなるのがアルバムの写真。思い出の写真を水できれいにする […]
2019年7月18日の読売新聞などによると、新築される豊田市博物館(愛知県)の設計者に、建築家の坂茂さんの建築設計事務所(東京)が決まった。 同紙によると、公募型プロポーザル方式で、同市が17日に同事務所と契約した。坂さんはフランス国立芸術文化センター分館「ポンピドーセンター・メス」、大分県立美術 […]
2019年6月1日〜7月15日に愛知県岡崎市のおかざき世界子ども美術博物館で開かれた「没後100年 岡崎が生んだ天才 村山槐多展 衝撃の新発見、約100点を一挙初公開!!」は、多くの観客を集めて閉幕した。継続的に村山槐多(1896〜1919年)を調査研究してきた学芸員で副館長代行の村松和明さんによ […]
Gallery 芽楽(名古屋) 2019年7月6〜21日 柴田さんは1979年、愛知県生まれ。名古屋芸大と同大学院をで版画などを学んだ。2020年、2021年の個展レビューはこちら。2022年の個展レビューはこちら。 2019年の個展タイトルが、「culture」の文字を斜めの棒線で消したデザイ […]
8月から始まる「あいちトリエンナーレ2019」の映像プログラムの全容が発表された。9月15〜29日、名古屋・栄の愛知芸術文化センター12階、アートスペースAを会場に、国内外の14組の15作品を上映する。今年のカンヌ国際映画祭批評家週間の特別招待部門に正式出品された富田克也監督の「典座−TENZO− […]
ギャラリーA・C・S(名古屋) 2019年7月6〜20日 「1971年 23歳、スペイン・マドリッドでゴヤの版画と出会った」。案内のはがきにそう記されていた名古屋の画家、市橋さんの初期の銅版画、シルクスクリーンを紹介する展示である。 展覧会直前、70歳で他界されると誰が思っただろうか。旅立たれた […]
AIN SOPH DISPATCH(名古屋) 2019年6月15〜29日CHOCOLATERIE TAKASU(名古屋) 2019年6月14〜30日 名古屋市内の2カ所で、長野県在住の山口佳祐さんの個展が開かれた。AIN SOPH DISPATCHの会場に並ぶのは、アクリル絵具に土を混ぜ、支持体に […]
ドキュメンタリー映画の巨匠、米国のフレデリック・ワイズマン監督の新作「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」が、名古屋・今池の名古屋シネマテークで公開され、多くの観客を集めている。2019年7月19日までで、8月3日からアンコール上映となる。写真は全て、© 2017 EX LIBRIS Fil […]
あいちトリエンナーレ2019に参加するメキシコ出身のアーティスト、モニカ・メイヤーさんによる公開レクチャーが2019年6月24日、名古屋大で開かれた。1954年生まれのメイヤーさんは、メキシコのフェミニスト・アートのパイオニア的存在。トリエンナーレに出品する参加型プロジェクト《The Clothes […]
7月2日の朝日新聞朝刊によると、昨年10月に閉館した名古屋ボストン美術館の後継施設について、応募した不動産会社「矢作地所」(名古屋市東区)の案が要件を満たさず、不調に終わったと、名古屋市が1日、発表した。昨年12月に締め切った1回目の募集で応募がなく、今年5月からの再募集で条件を見直していた。3回 […]