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  • 2019年10月14日
  • 2019年10月31日

小泉明郎「縛られたプロメテウス」—あいちトリエンナーレ2019

あいちトリエンナーレ2019パフォーミングアーツ 小泉明郎『縛られたプロメテウス』 Photo: Shun Sato  「あいちトリエンナーレ2019」のパフォーミングアーツ部門の一環で、2019年10月10〜14日、愛知芸術文化センター・愛知県芸術劇場の大リハーサル室を会場に、演劇的な映像作品で知 […]

  • 2019年10月12日
  • 2022年8月12日

鈴木薫 noise cancelling

ART MEDIUM(名古屋) 2019年9月21日〜10月20日  ART MEDIUMは、あいちトリエンナーレ2019の開催期間に合わせ、YEBISU ART LABOと同じ4階フロアに開設された実験的なスペースである。  鈴木さんは1968年愛知県豊橋市生まれ。筆者が勤める新聞社の東京本社で整 […]

  • 2019年10月10日
  • 2019年10月11日

藤原葵「ちからこそパワー!」

gallery N(名古屋) 2019年10月8〜22日 「あいちトリエンナーレ2019」に出かけた人は、愛知芸術文化センター8階愛知県美術館ギャラリーの通路に、横幅15メートルもの長大な絵画《Conflagration》があったのを覚えている人も多いと思う。藤原さんは、1994年生まれの若手。名古 […]

  • 2019年10月9日
  • 2019年12月17日

「老人ハイスクールDX」OiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)×三重県文化会館

写真は、全て©︎松原豊  三重県文化会館小ホールで2019年9月28、29日、老いのプレーパーク発表公演「老人ハイスクールDX」(作・演出=菅原直樹)があった。菅原さんが主宰するOiBokkeShi、三重県文化会館が組んで2017年から始めた3年がかりのアートプロジェクトの集大成ともいえる公演である […]

  • 2019年10月8日
  • 2024年10月20日

あいちトリエンナーレ 8日午後から全面再開

 「あいちトリエンナーレ2019」で中止になっていた「表現の不自由展・その後」が8日午後、再開された。同展の中止に抗議して展示の一時中止・変更等をしていた出品作家の全ての作品の展示も8日から、本来の形で全面的に再開された。7日夜、トリエンナーレ実行委会長の大村秀章愛知県知事は緊急で記者会見し、再開を […]

  • 2019年10月8日
  • 2021年7月22日

大島ハンセン病療養所の「ろっぽうやき」 やさしい美術プロジェクト

 島全体が国立のハンセン病療養所「大島青松園」になっている瀬戸内海の大島で、名古屋造形大教授の高橋伸行さんが代表を務める「やさしい美術プロジェクト」が立ち上げた交流スペース「カフェ・シヨル」。その設立時期に関わるとっておきの話を、2019年9月22日に名古屋市中区橘の崇覚寺であった「なごや寺町アート […]

  • 2019年10月7日
  • 2024年10月11日

あいトリ不自由展再開の協議難航 作家有志はコールセンター開設

2019年10月7日の中日新聞、朝日新聞などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、5、6日、愛知芸術文化センターで表現の自由を考える国際フォーラムが開かれ、津田大介芸術監督は不自由展再開について「再開しない可能性は五分五分と思う」との認識を示した […]

  • 2019年10月6日
  • 2020年3月5日

藍生(あおい)展 原田弘子

ギャラリーサンセリテ(愛知県豊橋市) 2019年9月28日〜10月20日  ギャラリーの大空間の壁に、藍染めの平面作品(あえて、タペストリーと言わずにそう言ってみる)が展示され、一部は、天井からいくつものレイヤーになって、空間を柔らかく包んでいる。どこまでも深い青、あるいは透明感のある繊細な変化に富 […]

  • 2019年10月4日
  • 2021年6月19日

「情の深みと浅さ」展

ヤマザキ マザック美術館(名古屋) 2019年10月1〜14日  2010年に始まったあいちトリエンナーレの期間中に、名古屋の現代美術系のギャラリーが画廊マップを作ろうとして発足したNCAM(Nagoya Contemporary Art Map)が主体となって始まった現代美術展。2016年に市民ギ […]

  • 2019年10月3日
  • 2022年4月9日

直野宣子さんの絵に思う— 名古屋画廊の個展「Washable Blue-永遠のゆらぎの中で」

名古屋画廊(名古屋)2019年10月2〜12日   市川 政憲(元愛知県美術館長、元茨城県近代美術館長)  個展の案内が届き、写真の絵を見ながら、一年前に画廊で見た絵がどんなであったかを想い出せないでいる。いま手にとる写真の絵が、あなたの絵であることに頷きながら、なんとも歯痒い。そして、この「想い出 […]

  • 2019年10月3日
  • 2021年10月10日

ながくてアートフェスティバル 展覧会レビュー

2021年 愛知・長久手市文化の家、市内各所 2021年9月18日〜10月10日  昨年は中止となったが、今年は、コロナが収束しない中、関係者の尽力で開催にこぎつけた。ただし、ワークショップやマーケットは中止で、展示が中心となる。  会場は、長久手市内に散らばっているが、メイン会場の長久手市文化の家 […]

  • 2019年10月1日
  • 2019年10月2日

井手日出志 景色

Gallery HAM(名古屋) 2019年9月21日〜10月26日  1990年代の終わり頃だから、20年ほど前、筆者が書いた新聞の美術評には、井手さんが発表したさまざまな作品が紹介されていたが、一番印象に残っているのは、井手さんの使用済みベッドシーツにイメージを刺繍した作品である。その後、Gal […]

  • 2019年9月30日
  • 2024年10月12日

あいちトリエンナーレ 不自由展 6〜8日再開で和解

 2019年9月30日の朝日新聞、中日新聞の夕刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、不自由展の実行委が展示再開を求めた仮処分申し立ての審尋が30日、名古屋地裁であり、トリエンナーレ実行委との間で、10月6〜8日に展示を再開する方向で協議する […]

  • 2019年9月30日
  • 2021年7月22日

松岡恵子 版画作品展—目の中の世界—

ギャラリーアートグラフ(名古屋) 2019年9月7日〜10月14日  日本の美術界は分断された社会で成り立っていた。以前、筆者が新聞の美術記者をしていた1990年代は、東海地方では公募団体が依然として力をもち、毎年2月ごろに開かれる日展は多くの観客を集めた。二科会や独立美術協会、二紀会、白日会、春陽 […]

  • 2019年9月29日
  • 2022年2月28日

タル・ベーラ監督「サタンタンゴ」名古屋で10月12日からついに公開

 「ニーチェの馬」、「ヴェルクマイスター・ハーモニー」などの作品で知られる、ハンガリ ーを代表する巨匠 タル・ベーラ監督が4 年の歳月をかけて 完成させた伝説の映画「サタンタンゴ」(1994年)が、製作から 25 年を 経て、東京などで公開されている。名古屋シネマテークでも10月12〜18日に上映。 […]

  • 2019年9月29日
  • 2019年9月29日

あいちトリエンナーレ 表象文化論学会が補助金不交付撤回を求める声明

 「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」中止問題に関して、文化庁の補助金が不交付になった問題で、表象文化論学会が2019年9月28日、「文化庁による『あいちトリエンナーレ2019』への補助金不交付の撤回を求める会長声明」を出した。声明内容は、以下の通り。  文化庁は「あいちトリ […]

  • 2019年9月28日
  • 2023年11月3日

佐々木類 Residues from the Surrounding

Lights Gallery(名古屋) 2019年9月26日〜10月14日  佐々木類は1984年高知県生まれ。現在は、金沢市を拠点に国内外で展覧会を開き、ガラスを素材にしたインスタレーションを発表している。Lights Galleryでは、8月にも個展を開いた。  ギャラリー1階の空間に入って驚く […]

  • 2019年9月28日
  • 2023年4月9日

竹田尚史 質量の泉と重力の霧

美濃加茂市民ミュージアム(岐阜県美濃加茂市) 2019年9月21日〜10月27日  美濃加茂市民ミュージアムは、「芸術と自然」をテーマに現代美術のレジデンスプログラムを継続している。  今回の竹田尚史さん(1976年生まれ)は、立体や写真、映像、インスタレーションと表現方法を多彩に変化させながら、自 […]

  • 2019年9月27日
  • 2022年8月30日

彫る絵画—三原色—鈴木淳夫個展 2019年9月21日-10月5日

AIN SOPH DISPATCH(名古屋) 2019年9月21日〜10月5日  鈴木淳夫さんの作品は長く見てきた。今回はとりわけ、美しく、力強い展示である。2020年の個展「平面⇄立体」のレビュー、2022年の豊川市桜ヶ丘ミュージアムでの2人展レビューも参照。  鈴木さんは一貫して、パネルに何層、 […]

>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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