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岐阜県美術館 アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.12 大平由香理 9月23日-11月6日に開催

参考作品 大平由香理《つなぐ》2019 年 パネルに顔料、箔 熊本県津奈木町蔵

アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.12 大平由香理

 アーティストの制作活動と作品を公開する岐阜県美術館の「アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.12 大平由香理」が2022年9月23日〜11月6日に開催される。

 岐阜県出身で大分県別府市を拠点に活動する日本画家、大平由香理さんが住民参画型の公開制作に取り組む。

 岐阜県障がい者芸術文化支援センター [TASC ぎふ]が協力。障がい者をはじめとする県民と交流しながら、岐阜の風景をつくりあげる。

参考作品 大平由香理《しらぬいの海》2019 年 パネルに顔料、和紙、陶器
参考作品 大平由香理《しらぬいの海》2019 年 パネルに顔料、和紙、陶器

参考作品 大平由香理《しらぬいの海》(部分)2019 年 パネルに顔料、和紙、陶器
参考作品 大平由香理《しらぬいの海》(部分)2019 年 パネルに顔料、和紙、陶器

概要

展覧会名:アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.12 大平由香理
会  場:岐阜県美術館 アトリエ(岐阜市宇佐4-1-22)
会  期:【 公開制作】2022年9月23日(金・祝)~11月6日(日)
開館時間:10時00分~18時00分
夜間開館:企画展開催中の第3金曜日は20:00まで開場
休 館 日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
料  金:無料

大平由香理

大平由香理
大平由香理

1988年 岐阜県瑞穂市生まれ
2013年 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻日本画研究領域修士課程修了
2014年から、清島アパート(大分県別府市)を拠点に制作

[主な受賞歴]
2013年 アートアワードトーキョー丸の内2013 佐藤直樹賞

[近年の主な活動]
2015年 別府現代芸術フェスティバル2015「混浴温泉世界」末広温泉浴場壁画制作(大分)
2016年 公開制作(やないづ町立斎藤清美術館、福島)
     文化庁文化芸術による子供の育成事業ワークショップ講師(大分)
2017年 北アルプス国際芸術祭2017 〜信濃大町 食とアートの廻廊〜(長野)
2019年 VOCA 展2019(上野の森美術館、東京)
     アーティスト・イン・レジデンスつなぎ2019「大平由香理展 海鳴り」(つなぎ美術館、熊本)
2021年 第8 回東山魁夷記念 日経日本画大賞展(上野の森美術館、東京)

[パブリックコレクション]
やないづ町立斎藤清美術館、つなぎ美術館、熊本県津奈木町

旧平国小学校(熊本)にて滞在制作 2019 年
旧平国小学校(熊本)にて滞在制作 2019 年

作家ステートメント

 岐阜県で生まれ育ち、絵を学び始めて、これまで様々な土地で絵を描いてきた。北から南へどこへ行っても原風景として思い出すのは故郷の風景だ。時に力強く流れる川の流れ、遠くにみえる山脈、自分の中に脈々と流れ、受け継がれてきた風景がある。
 今回の滞在制作では、作品制作に多くの人に携わってもらうことで、「私」だけでなく「私たち」の絵を描きたい。私と美術との最初の出会いであった岐阜県美術館で制作を行いながら岐阜で出会った風景を描き、自らのルーツを掘り下げることで人間そのものの根源に迫りたい。

アーティストトーク

日  程:11月6日(日)
時  間:13時30分〜14時30分(受け付け13時15分〜)
出  演:大平由香理(招聘作家)
対  象:どなたでも ※小学2 年生以下は保護者同伴
定  員:40名
会  場:岐阜県美術館 アトリエ
参 加 費:無料
申し込み:当日先着順

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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