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ロームシアター京都の新館長就任に平田オリザさんらが公開質問状

2020年2月14日配信の毎日新聞(WEB)によると、演劇関係者らが14日、ロームシアター京都の館長に4月から劇団「地点」代表で演出家の三浦基さんが就任することになった経緯を明らかにするよう、公開質問状を京都市に提出した。背景には、地点の元劇団員の女性がパワハラを受けて一方的に解雇されたと訴えた問題がある。ハラスメントはなかったとする劇団と、労働組合「映演労連フリーユニオン」(東京)との間で団体交渉が続いているという。
 毎日新聞によると、公開質問状は、土田英生、蔭山陽太、水沼健、吉本有輝子、あごうさとし、田中遊、葛西健一、筒井加寿子、倉田翠、浜村修司、池辺茜、北方こだち、松田正隆、鈴江俊郎、平田オリザ、マキノノゾミ(敬称略)、京都舞台芸術協会の連名で出された。パワハラ事案が紛争中なのに、当事者の三浦さんを公職に推薦した経緯と理由、判断基準などの説明を求めている。市の担当者によると、三浦さんに館長就任を打診したとき、三浦さんは「責任をもって対応する」と述べ、市としてもそれを信じたという。
 地点は、WEBサイトの1月29日付のニュースで「団体交渉 経過のご報告」を発表。また、平田オリザさんは、自身が主宰する劇団「青年団」のWEBサイトで声明を出した。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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