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「東海の陶造形/令和5(2023)年度新収蔵品」岐阜県現代陶芸美術館で2024年7月13日-9月29日に開催

多彩な展開をコレクションから

小塩薫 《痕跡からの結晶-泡の靴》 1994年 岐阜県現代陶芸美術館蔵

 岐阜県現代陶芸美術館(多治見市)で2024年7月13日〜9月29日、コレクション展「東海の陶造形/令和5(2023)年度新収蔵品」が開かれている。

東海の陶造形
 東海地方の岐阜県と愛知県の陶磁器産地では、1960年代に、伝統的な器とは異なる現代造形的な陶作品が生み出されるようになった。その新しい陶造形の現代までの多彩な展開をコレクションから紹介する。

【出品作家】
天野裕夫、伊藤慶二、伊村俊見、小塩薫、七代加藤幸兵衛(加藤裕英)、加藤委、川村秀樹、鯉江良二、鈴木五郎、中島晴美、長江重和

小塩薫 《痕跡からの結晶-泡の靴》 1994年 岐阜県現代陶芸美術館蔵

令和5(2023)年度新収蔵品
 令和5(2023)年度に同館が収集した作品(購入3点、寄贈36点、寄託2点)からピックアップして紹介。岐阜ゆかりの作家のうつわから、陶による造形の世界に挑んできた作家の作品まで、日本の近現代の陶芸のさまざまな姿を伝える作品を楽しむことができる。

【出品作家】
加藤土師萌、栗木達介、塚本快示、坪井明日香、豊場惺也、三輪龍氣生(三輪龍作)

豊場惺也 《瀬戸黒茶垸》 1980年代 岐阜県現代陶芸美術館蔵

開催概要

会  場:岐阜県現代陶芸美術館ギャラリーⅡ
東海の陶造形 A室 / 令和5(2023)年度新収蔵品 B-D室
会  期:2024年7月13日(土)~9月29日(日)
休 館 日:月曜日(ただし、7月15日、8月12日、9月16、23日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後 5時30分まで)
観 覧 料:一般 340円(280円)、大学生 220円(160円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*以下の手帳のある人および付き添いの1名まで無料 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証

*特別展開催時は、特別展観覧券でも観覧できる
同時開催 ギャラリーⅠ
リサ・ラーソン展 知られざる創造の世界―クラシックな名作とともに
2024年6月8日(土)~8月25日(日)

●「清流の国ぎふ」文化祭2024 生誕130年 荒川豊蔵展
2024年9月14日(土)~11月17日(日)

イベント

学芸員によるギャラリートーク
2024年7月21日(日)、8月18日(日)14:00~14:30
*聴講無料、要観覧券(高校生以下無料)、事前申込不要

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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