記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Nagoya Sci-Fi Movie Collection Vol.1 シアターカフェ(名古屋)で2024年11月30日-12月1日に開催

SF特撮映画セレクトを引き継いだイベント

 SF特撮映画を特集する「Nagoya Sci-Fi Movie Collection Vol.1」が2024年11月30日〜12月1日、名古屋市東区白壁のシアターカフェで上映される。

 SF特撮映画セレクト・シリーズとして、シアターカフェで開催してきたイベントを「Sci-Fi Movie Collection」」として引き継ぎ、開催する。

 名古屋初お目見えの作品を中心に、海外のインディーズSF映画を紹介する「外世界X(アウターワールドエックス)」はスケールアップしての参戦!となる。 

料金・予約

料金:1日2000円+ドリンク代(600円~)
定員:各回15名(要予約)
予約はこちら

日程と上映作品

11月30日(土)

13:00開場 13:30上映開始~(途中休憩・トークコーナーあり) 終了予定17:00
 若手クリエイターの作品を中心に、お馴染みの監督の怪作まで幅広く楽しめるラインナップ。

『恋の惑星』(2024年/15分)

監督:木下翠花
出演:桜・職業怪人カメレオール

 地球1周ツアーの最終地点、日本に来ているリベ。リベの故郷であるアムール星には、恋愛というものが存在しない。以前から「地球にある不思議なもの集」という本にあった恋愛について深く興味を持っていた。故郷に帰る手前、恋愛とは何かを 知るべく、通りすがりのJK(めぐ)に話しかける。メグはそんな気はないと断るが、押しに負けて教えることにする。恋愛とは何かを話しているうちに…。

『杜の中』(2024年/25分)

監督・脚本:げん
出演:千葉尚之 三品彩乃 庄子誠 戸田悠景 丹野貴斗 Aberry

 パワーストーンのブレスレットを探すことになった父と娘。 その前にブレスレットをした怪しい男が現れる。 それは本当に親子が探しているものなのか? ブレスレットとは何なのか? 二人にとって杜の中とは?

『MAY GOD BLESS YOU !』(2023年/9分)

監督・脚本:林隼太朗
出演 長谷川祐哉 松谷玲実 原田暖之介 関口政宗

 今、当イベント一押しの若手アクション俳優林隼太郎。今回は映画学校の課題制作で発表したSFショートを上映。神様の手違いで超能力を手にした男は…。

『怪獣男」(2022年25分) 

監督:宮地晨耶 怪獣デザイン:キセン(機戦鎧獣)
出演:岡田龍舞 小林冬弥 大野洸樹 向井剛 他

 怪獣映画を作りたい!と意気込む剛田。だが企画を出す度に没にされ、制作を進められずにいた。その状況に呆れた制作メンバーとの口論もあり状況は悪化する一方。新しい企画書を完成させた剛田はある日、親友の高田が先生と話しているのを目撃してしまい・・・。
 予告編:https://youtu.be/DwSciZcr2YQ

『哀妻CURRY』(2023年/12分)

監督・脚本:佐野春日 プロデューサー:波佐本麻里 
出演:牧野隆全 野乃花ゆうか 梨愛 波佐本麻里 橋本進
制作:One Shot Films

 亡き妻の味のカレーを食べたいと思った夫は霊媒師に頼んで妻からカレーの作り方を教えてもらおうとした。そこへ現れたのはいかにもインチキ臭い霊媒師とその弟子。彼らの指示通りに作ったカレーを食べる夫と娘。はたして妻の味のカレーを食べる事ができたのだろうか?
 木部の杜映画祭2024グランプリ授賞 第2回ひたち映画祭シーマークスクエア賞授賞

『空花瓶』(2016年/12分)

監督:髙畑颯人
出演:城戸理仁 宮田航平 蓮池紗理奈 吉岡莉来

 月面観光船の事故で幼馴染みを無くした青年が、未知の系外惑星探査へと向かった先で…そんなSF奇譚な物語。

『ブルーホール』(2023年/20分)

監督・脚本:吉呑太雄
出演:関英雄 開 谷手人 棚原治 井上あきら 西村美紀 勝永裕幸 ほせきかのん

 とあるマンションの部屋の一室に足を踏み入れた人間は、皆行方不明になっていった。マンションの大家は、いま話題の「オカルト調査団」にその部屋の調査を依頼するのであった。
 予告編:https://youtu.be/5dyYAkQTqqk

『イバラキ警備隊』 一挙上映!(2014年/各2分/全16エピソード)

監督・脚本・撮影・編集・音楽・声の出演:飯塚貴士
制作:いばキラTV ワッヘンフィルムスタジオ

 茨城、それは最後のフロンティア。自然豊かな風土や様々な観光資源。おいしい食べ物や 優しい人々。そして味わい深い寂れた田舎感。それらを狙う悪の手から自主的に防衛を行う組織。それがイバラキ警備隊(FRONTIER DEFENCE FORCE)である。
 プロローグ:https://youtu.be/sH5v508D4Uo

12月1日(日)

13:00開場 13:30上映開始~(途中休憩・トークコーナーあり) 終了予定17:00
 世界VS日本のSFワールドカップ! 海外インディーズSF映画「外世界X」から『宇宙飛行士とオウム』(インド)のアラティ・カダフ監督の新作を中心にさらにワールドワイドに。迎え撃つ国内勢は日本らしい「少し不思議」な作品やダークファンタジーが登場。
 ゲストMCぬこぱんちさん https://x.com/eoo0525

『鯛のムニエル』 (2022年/7分)

監督・脚本:沖田かおり
出演:志波景介・堀内英二・和田 みなみ 他

 慌ててやってきた客の男は、今日ここにいたはずのアミに告白するつもりでいた。しかし仕事が長引いてしまった結果、もう店に彼女の姿はない。落胆した男は、壁に貼られたあるメニューが目に留まる。
 48時間映画祭2022 大阪 にて観客賞2位、脚本賞 受賞!
 予告編:https://youtu.be/oj0ycDRRP-c

『Spirit』(2019年/8分)登壇予定!

監督・脚本:水野博章
出演:五十嵐和弘 石井杏奈 中神一保 全原徳和 野辺富三

 男はたった一つの目的のため、彼女のそばに立ち続ける。実力派の水野博章監督のハートウォーミングな一本。

『間に合わない』(2023年/7分)

監督・脚本:平山友斗

 怪談になりそこねた怪異にまつわる微妙な物語を描く短編ドラマ『現代怪奇談』シリーズの一作。1人の大学生が夜道で体験した恐怖とは…。

『はじめの夏』(2021年/10分)

監督・脚本:小川深彩 ※来場予定
出演:山内千草

 ある母の日、香奈子は夫の帰りを待ちながら、息子と対話している。一見幸せそうに見える香奈子だが…。

【海外インディーズSF映画シリーズ「外世界X(アウターワールドエックス)」】

 『量子の夏』で海外 Sci-Fi 映画祭に参加した際、 海外作品の多様性に大いに魅了され、同時に海外のフィルムメイカーの多くが日本での上映に興味を持っている事も知りました。そんな折、シアターバッカスによる上映イベント展開の中に、海外インディーズSF映画を紹介する「外世界X」シリーズとして海外枠を作っていただく運びとなりました。 外世界Xの今後の展開にどうぞご期待ください! 〈近藤勇一(外世界Xディレクター) 来場予定 ポスカプレゼントあり〉

外世界X FILE:07 『Backrooms – The Other Side』 (2022年/17分/台湾)

監督:ヤン・ハイデン・リー

 あなたが注意を怠って、おかしな所で現実から外れ落ちると、古くて湿ったカーペットの匂いと、単調な黄色の狂気と、最大限にハム音を発する蛍光灯による永遠に続く背景雑音と、ランダムに区分けされた空っぽな部屋に閉じ込められるだけの「Backrooms」へ行き着くことになるのです。各プラットフォームで発表され続ける“The Backrooms”に 『レイズ・オブ・ザ・サイボーグ』のヤン・ハイデン・リー監督が参戦!

外世界X FILE:08 『ヴィーナス』(2021年/15分/イギリス/英語/日本語字幕)

監督:アンドリュー・マギー
出演:マーガレット・クルーニー フィービー・フレンチ アビゲイル・ムーア

 最新の素体を盗み出し、亡くなった娘アイリスの脳情報を転送し再生しようとする母。その素体は特別開発された防衛モデルだった。
 予告編:https://youtu.be/ei-RsXVOaoo

外世界X FILE:09 『宇宙探査機パッセンジャー』

(2019年/17分/ポーランド/ポーランド語/日本語字幕)
監督: ドミニカ・オジャロフスカ

 宇宙でトラブルに見舞われ忘れられた探査機。そのAIが孤独の中で詩を作るようになった?探査機からのメッセージをめぐって人間たちの討議が始まる。ポーランドの女性監督ドミニカ・オジャロフスカがドキュメンタリータッチで描く異色SF。
 予告編:https://youtu.be/KLW4FKjDKH8

外世界X FILE:10 『”N”』

(2018年/14分/イタリア・イギリス/日本語版)
監督: ヤーコポ・ディ・ジローラモ

 老発明家がついに発明したのは、無からなんでも作り出せる機械人形。しかしその発明には重大な欠陥が…。ドイツ表現主義映画を愛するイタリア人監督ヤーコポ・ディ・ジローラモが、スタニスワフ・レムの短編小説をベースに描くSF無声映画。
 予告編:https://youtu.be/vwCrHquDV6c

外世界X FILE:11 『タイムマシン』

(2015年/40分/インド/ヒンディー語/日本語字幕)
監督: アラティ・カダフ

 タイムマシンを手に入れても僕たちはもうあの頃には戻れない…。『宇宙飛行士とオウム』のインド人女性監督アラティ・カダフの縦横無尽なイマジネーションにあふれた青春SF中編。
予告編:https://youtu.be/Ol0e4hgIwvg

最新情報をチェックしよう!
>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

CTR IMG