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「なごやのハラルフードを深掘りするアートプロジェクト with プラット・ピマーンメーン」Q SO-KO(名古屋)で2024年11月16、24日、12月7日にイベント開催

タイのアーティストが「ハラルフード」をテーマに滞在制作やレクチャー

 名古屋市中川区外新町2-84のオルタナティブ・スペース、Q SO-KOで2024年11月8日〜12月9日、「なごやのハラルフードを深掘りするアートプロジェクト with プラット・ピマーンメーン」が展開される。関連イベントは、11月16、24日、12月7日に開催。

 国民の9割が仏教徒と言われるタイで、住民の8割をイスラム教徒が占める南部国境3県(パッターニー、ヤラー、ナラーティワート)。

 抑圧の歴史を抱えながらも、マレー文化とタイ文化が共存する自然豊かなこの地域で精力的に活動するアーティストの存在は、タイのアートシーンでも近年注目を集めている。

 そんなタイ深南部を拠点に活躍するアーティスト、プラット・ピマーンメーンが2024年11月8日から1カ月間、名古屋でリサーチ&作品制作を実施。テーマは「ハラルフード」である。

 名古屋を拠点に、東南アジアのアート、カルチャーを通じた多彩な交流プロジェクトを実施するSEASUN(シーサン)が、クリエイティブ・リンク・ナゴヤ助成を受け、アートとインバウンド(観光業)の融合を試みる。

 会場となるQ SO-KOは、2023年3月にオープンしたオルタナティブ・スペース

プロジェクト&イベント

なごやのハラルフードを深掘りするアートプロジェクト with プラット・ピマーンメーン
アーティスト滞在期間:2024年11月8日〜12月9日
滞在場所およびイベント会場:Q SO-KO

関連イベント
イベント①トークイベント「Coffee with the Artist」
日時:11月16日(土)15:00〜16:30
内容:アーティストがこれまで制作した作品や活動を紹介しながら、アーティストが焙煎したタイコーヒーを提供。
イベント②ミニレクチャー「ハラルって何?イスラム文化について知ろう」
日時:11月24日(日)15:00〜16:30
講師:西直美(タイ研究者/同志社大学一神教学際研究センター共同研究員)
内容:イスラム教やハラル(ハラール)についての、専門家によるわかりやすい内容のレクチャー。実際にハラルフードの試食もある。アーティストと参加者とでディスカッションを実施。
イベント③レジデンス成果展オープニング&アーティストトーク
日時:12月7日(土)16:00〜17:30
内容:1カ月間の滞在中にハラルフードを中心に名古屋でリサーチした成果を作品として展示。アーティストトークも実施。

◉3つのイベントは予約制
入場料:無料(ワンドリンク購入)
事前予約制:予約はこちらから

主催:SEASUN
助成:クリエイティブ・リンク・ナゴヤ

アーティスト プラット・ピマーンメーン|Prach Pimarnman

 タイ・ナラーティワートを拠点に、作家活動及びカフェ併設のアートスペースDe‘lapae Art Space(2015年設立)を運営。2022年にシラパコーン大学で視覚芸術の博士号を取得。現在はソンクラーナカリン大学パッターニー校で教鞭を取る。

 マレー民族の歴史的経路に焦点を当て、現在につながる移民の歴史や、過去から現在までの人々の経験や記憶を集め、彫刻、映像、コミュニティ・プロジェクトなどを通して歴史的な物語の提示を試みる。

 近年の展示は、2024年《From Nomad to Nowhere》 (Warin Lab Contemporary|バンコク)、2024年《the FROZEN》(SACギャラリー|バンコク)、2023年《タイランド・ビエンナーレPLUVIOPHILEパビリオン》(チェンライ)、2022年《バンコク・アート・ビエンナーレ》(Satu ≠ Padu Collaborativeとして)など。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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