2020年6月27日の中日新聞、朝日新聞などによると、2018年10月に閉館した名古屋・金山の名古屋ボストン美術館跡の空間(金山南ビル美術棟)について、名古屋市が2020年度以降、催事などで短期の貸し出しをすると発表した。
短期でも利用できるようにするなど貸し付け条件を緩和する方針。加えて、2020年度は、実験的に短期入居者を無償で募る。
名古屋市は、閉館後、1年半以上、入居者を探したが、名古屋ボストン美術館に代わる入居者が見つからなかった。
用途が美術館、博物館に限られる上、年間賃料が5280万円(月440万円)と高額で、貸付期間も3〜10年と長いことがネックとなった。閉館以降、空きビルにもかかわらず、年間7、8000万円の維持費が必要で、問題になっている。
夏以降、事業パートナーを公募する方針。