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『アール・ヌーヴォーの女神たち』2023年12月9日-24年1月28日 グランフロント大阪で開催 イマーシブ×オリジナル作品 いま、みて感じる動く「ミュシャ」

  • 2023年11月1日
  • 2024年1月26日
  • 美術

[画像協力]OGATAコレクション

大阪から日本初の展覧会が全国巡回スタート!

 アール・ヌーヴォーの代表的な画家・デザイナーとして人気の「アルフォンス・ミュシャ」の世界が楽しめる没入型の展覧会「アール・ヌーヴォーの女神たち」が2023年12月9日~2024年1月28日、大阪・梅田のグランフロント大阪北館ナレッジキャピタルイベントラボで開催される。

 曲線や幾何学的な模様を使った装飾性の高さから「線の魔術師」と言われるミュシャならではの作品を、高精細プロジェクターによる圧巻の映像空間で楽しめる。

 映像空間には、ミュシャの描いた美しい女性たちが多数登場。アール・ヌーヴォーの時代を彩った女神たちが新たな命を吹き込まれたかのように躍動する姿は必見だ。

 さらに、オリジナル作品約150点を同じ会場内に展示。デジタルのみならず、リアルの作品も楽しめる。

 デジタルとリアルによって、絵画を全身で体験するハイブリッドな展覧会である。

映像空間について

 本展覧会の目玉になる映像空間は、大きく2パートに分かれている。

 前半は、ミュシャの生涯で大きな転機となったパリ時代の華やかで躍動感のある作品に着目。後半は、母国への愛や壮大なストーリー性を感じさせる作品で表現される。

 特に人気の高い代表作「ジスモンダ」をはじめ、モナコ・モンテカルロ、JOB、夢想などの多くの名作を映像化。高さ3メートル、約70平方メートルの空間に、ミュシャが思い描いた作品世界が再現される。

作品について

 オリジナル作品は、世界有数の作品所蔵数を誇るOGATAコレクション協力のもと、約150点を4章構成で展示。

 第1章では、「麗しの女神」をテーマに大女優サラ・ベルナールを描いたジスモンダを中心に、魅力あふれる女性像が展示される。

 第2章では、商業ポスターや印刷物、カレンダーなど人々の「暮らしの彩り」に着目したテーマで作品を展開する。

 第3章では、女性や植物などをモチーフに、流れるような美しさを表した「スタイルの美」がテーマ。

 第4章では、自国の誇りや尊厳を表現した作品を展示。時代の変化とともに、女神としての存在感を増していったミュシャの描く女性像に迫る。

開催概要

展覧会名:アール・ヌーヴォーの女神たち
会  場:グランフロント 大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルB1)
会  期:2023年12月9日(土)~2024年1月28日(日)
休 館 日:2024年1月1日(月)
開館時間:〈平日〉11:00~20:00/〈土日祝〉10:00~19:00
※2024年1月2日(火)・3日(水)は祝日扱い。
料  金:
【前売券】一般2,000円 大学・専門・高校1,600円 中学・小学生 700円
【当日券】一般2,200円 大学・専門・高校1,800円 中学・小学生 900円
※すべて税込み
販売期間:
【前売券】2023年10月28日(土)10:00~12月8日(金)23:59
【当日券】2023年12月9日(土)0:00~2024年1月28日(日)15:00
※未就学児入場無料。
※学生券は入場時に学生証を提示(小学生を除く)。

主催:アール・ヌーヴォーの女神たち実行委員会
協力:読売テレビ、OGATAコレクション、一般社団法人ナレッジキャピタル
映像制作:株式会社ムラヤマ
後援:チェコ共和国大使館、チェコセンター東京
お問合せ:050-5542-8600(ハローダイヤル:全日9:00~20:00)
公式サイト:https://mucha-immersive.com

[チケット販売所]

チケットぴあ/ https://w.pia.jp/t/art-nouveau/ Pコード( 994-505 )セブン-イレブン店頭マルチコピー機
ローソンチケット/ http://l-tike.com Lコード( 56116 )ローソン・ミニストップ店頭Loppi
イープラス/ https://eplus.jp/sf/detail/3984220001-P0030001?P6=001&P1=0402&P59=1
アソビュー!/ https://www.asoview.com/channel/tickets/UD4cGyYe8Q/

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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