2023年-2024年のモネ展
《上野の森美術館》
☆モネ 連作の情景 2023年10月20日~2024年1月28日⇒公式サイト
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残した。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることができない。移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれない。1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、東京と大阪を会場に国内外のモネの代表作60点以上*が一堂に会す本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿る。サロン(官展)を離れ、印象派の旗手として活動を始めるきっかけとなった、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品も紹介。モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追う。
2024年-2025年のモネ展
《大阪中之島美術館》
☆モネ 連作の情景 2024年2月10日~2024年5月6日⇒公式サイト
◉記事「モネ 連作の情景」大阪中之島美術館で2024年2月10日-5月6日に開催 100%モネ。
◉記事「モネ 連作の情景」(大阪中之島美術館)の来場者が20万人突破 <積みわら>が1点増え4点に!4月27日から開場時間を1時間延長
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残した。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることができない。移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれない。1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、東京と大阪を会場に国内外のモネの代表作60点以上*が一堂に会す本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿る。サロン(官展)を離れ、印象派の旗手として活動を始めるきっかけとなった、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品も紹介。モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追う。
《東京都美術館》
☆印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年1月27日~4月7日⇒公式サイト
ウスター美術館(アメリカ)のコレクションを中心に、印象派の国際的な広がりを紹介する展覧会。バルビゾン派など印象派誕生前夜から、モネやルノワールなどのフランス印象派、さらにアメリカをはじめとするフランス国外の状況まで、印象派の受容と展開をたどる。ほとんどが日本初公開で、アメリカ印象派の知られざる魅力を堪能できる。
《郡山市立美術館》
☆印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年4月20日~ 6月23日 ⇒公式サイト
ウスター美術館(アメリカ)のコレクションを中心に、印象派の国際的な広がりを紹介する展覧会。バルビゾン派など印象派誕生前夜から、モネやルノワールなどのフランス印象派、さらにアメリカをはじめとするフランス国外の状況まで、印象派の受容と展開をたどる。ほとんどが日本初公開で、アメリカ印象派の知られざる魅力を堪能できる。
《東京富士美術館》
☆印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年7月6日~ 9月29日 ⇒公式サイト
ウスター美術館(アメリカ)のコレクションを中心に、印象派の国際的な広がりを紹介する展覧会。バルビゾン派など印象派誕生前夜から、モネやルノワールなどのフランス印象派、さらにアメリカをはじめとするフランス国外の状況まで、印象派の受容と展開をたどる。ほとんどが日本初公開で、アメリカ印象派の知られざる魅力を堪能できる。
《あべのハルカス美術館》
☆印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年10月12日~ 2025年1月5日⇒公式サイト
◉記事「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」大阪・あべのハルカス美術館で2024年10月12日-2025年1月5日に開催
ウスター美術館(アメリカ)のコレクションを中心に、印象派の国際的な広がりを紹介する展覧会。バルビゾン派など印象派誕生前夜から、モネやルノワールなどのフランス印象派、さらにアメリカをはじめとするフランス国外の状況まで、印象派の受容と展開をたどる。ほとんどが日本初公開で、アメリカ印象派の知られざる魅力を堪能できる。
《東京・日本橋三井ホール》
☆没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」 2024年7月12日~9月29日 ⇒公式サイト
◉関連記事「モネ&フレンズ・アライブ」2025年1月4日-3月30日に神戸市のデザイン・クリエイティブセンター神戸 1F KIITOホールで開催
第一回印象派展が開催されてから150周年を迎える今年、世界中で愛されてきた「フランス印象派」の世界を冒険する没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」を開催。本展では、社会的にも政治的にも混とんとした時代に生まれた印象派の歴史を紐解く。 19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活躍したクロード・モネや印象派の作品の数々に、力強いクラシック音楽と最新のイマーシブ技術を組み合わせることで、芸術性とエンターテインメント性を兼ね備えた没入体験を届ける。光、色、音、香りのなかで、クロード・モネ、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、エドガード・ドガらの大胆な筆遣いを巨大なスクリーンに映し出し、次々に流れるサウンドに身を委ねることで、印象派の世界の激しさと美しさに心を奪われる体験ができる。
《国立西洋美術館》
☆モネ 睡蓮のとき 2024年10月5日〜2025年2月11日⇒公式サイト
印象派を代表する画家のひとりとして親しまれる、クロード・モネ。その晩年の制作に焦点をあてた本展では、マルモッタン・モネ美術館の珠玉のコレクションおよそ50点に加え、日本国内に所蔵される名品の数々から、“印象派を超えた”モネの芸術の豊かな展開をたどる。なかでも注目なのは、〈睡蓮〉の大画面に取り囲まれ、たゆたう水と一体になるかのような展示空間。画家が長い道のりの果てにたどり着いた境地である。
2025年-2026年のモネ展
《デザイン・クリエイティブセンター神戸 1F KIITOホール》
☆没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」 2025年1月4日~3月30日 ⇒公式サイト
◉記事「モネ&フレンズ・アライブ」2025年1月4日-3月30日に神戸市のデザイン・クリエイティブセンター神戸 1F KIITOホールで開催
第一回印象派展が開催されてから150年、世界中で愛されてきた「フランス印象派」の世界を冒険する没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」を開催。本展では、社会的にも政治的にも混とんとした時代に生まれた印象派の歴史を紐解く。19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活躍したクロード・モネや印象派の作品の数々に、力強いクラシック音楽と最新のイマーシブ技術を組み合わせることで、芸術性とエンターテインメント性を兼ね備えた没入体験を届ける。光、色、音、香りのなかで、クロード・モネ、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、エドガード・ドガらの大胆な筆遣いを巨大なスクリーンに映し出し、次々に流れるサウンドに身を委ねることで、印象派の世界の激しさと美しさに心を奪われる体験を楽しんでもらう。
《京都市京セラ美術館》
☆モネ 睡蓮のとき 2025年3月7日〜6月8日⇒公式サイト
◉記事「モネ 睡蓮のとき」2025年3月7日-6月8日に京都市京セラ美術館で開催
印象派を代表する画家のひとりとして親しまれる、クロード・モネ。その晩年の制作に焦点をあてた本展では、マルモッタン・モネ美術館の珠玉のコレクションおよそ50点に加え、日本国内に所蔵される名品の数々から、“印象派を超えた”モネの芸術の豊かな展開をたどる。なかでも注目なのは、〈睡蓮〉の大画面に取り囲まれ、たゆたう水と一体になるかのような展示空間。画家が長い道のりの果てにたどり着いた境地である。
《豊田市美術館》
☆モネ 睡蓮のとき 2025年6月21日〜9月15日⇒公式サイト
印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)は、一瞬の光をとらえる鋭敏な眼によって、自然の移ろいを画布にとどめた。しかし後年になるにつれ、その芸術はより抽象的かつ内的なイメージへと変容してゆく。モネの晩年は、最愛の家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代でもあった。そのような中で彼の最たる創造の源となったのが、ジヴェルニーの自邸の庭に造られた睡蓮の池に、周囲の木々や空、光が一体となって映し出されるその水面だった。そして、この主題を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆いつくす “大装飾画”の構想が、最期のときにいたるまでモネの心を占めることになる。本展の中心となるのは、この試行錯誤の過程で生み出された、大画面の〈睡蓮〉の数々。このたび、パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開となる重要作を多数含むおよそ50点が来日。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、モネ晩年の芸術の極致を紹介する。日本では過去最大規模の〈睡蓮〉が集う貴重な機会となる。
《国立西洋美術館》
☆オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語 2025年10月25日~2026年2月15日⇒公式サイト
印象派といえば、戸外の風景を移ろう光とともにとらえた絵画がまず思い浮かぶのではないだろうか。とはいえ、彼らの最初のグループ展が開かれたのは、1870年代の近代都市パリ。室内を舞台とした作品も多く描かれ、とりわけドガは室内における鋭い人物表現にこそ本領を発揮し、ルノワールも親密な雰囲気に浸された室内画を得意としていた。印象派の画家たちがもともと私邸の壁面装飾として描いた作品も少なくない。印象派と室内は思いのほか深い関係を結んでいたのだ。本展では、「印象派の殿堂」ともいわれるパリ・オルセー美術館所蔵の傑作68点を中心に、国内の重要作品も加えた約100点により、室内をめぐる印象派の画家たちの関心のありかや表現上の挑戦をたどる。オルセー美術館の印象派コレクションがこの規模で来日するのはおよそ10年ぶり。新鮮な視点から印象派の魅力を実感できる貴重な機会となる。