2024年-2025年の民藝展
《東広島市立美術》
☆民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある 2024年2月10日~3月24日⇒公式サイト
約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつある。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示する。いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介。さらに、昨夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつとなる。
《世田谷美術館》
☆民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある 2024 年 4 月24日~6 月30日⇒公式サイト
約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつある。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示する。いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介。さらに、昨夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつとなる。
《富山県美術館》
☆民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある 2024 年 7 月13日~9 月23日⇒公式サイト
約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつある。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示する。いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介。さらに、昨夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつとなる。
《名古屋市美術館》
☆民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある 2024 年 10 月5日~12月22日⇒公式サイト
約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつある。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示する。いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介。さらに、昨夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつとなる。
《福岡市博物館》
☆民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある 2025年2月8日~4 月6日⇒公式サイト
約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつある。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示する。いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介。さらに、昨夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつとなる。
《日本民藝館》
☆古染付と中国工芸 2024年3月30日~6月2日
明時代末期の中国・景徳鎮民窯で、日本への輸出品として作られた古染付。茶人に好まれ珍重された古染付の器形は様々で、驚くほど軽妙な絵付が施されている。柳宗悦はこれらの器を「真に染付としての生命が甦っている」と、賛美した。本展は、当館が所蔵する古染付を一挙に公開すると共に、中国の長い歴史の中で生まれた力強い工芸の数々を紹介する。
☆朝鮮民族美術館設立100年記念 柳宗悦と朝鮮民族美術館 2024年6月15日~8月25日
朝鮮時代の工芸の美をいち早く見出し、京城(現在のソウル)に朝鮮民族美術館を設立した浅川伯教・巧兄弟と柳宗悦。本年は、創設から100年の節目に当たる。本展ではその足跡をたどり、当時集められた品々を中心に、設立募金関連資料や開催された展覧会の資料を交えて展示し、世界で初めての朝鮮工芸の専門美術館・朝鮮民族美術館の意義を、改めて検証する。
☆生誕130年 芹沢銈介の世界 2024年9月5日~11月20日
自由な色彩感覚と模様を生む天賦の才に恵まれた染色家・芹沢銈介(1895-1984)。身辺の品々などを日々スケッチしていた芹沢の日常への眼差しに裏打ちされた多彩な作品は観る者の心を躍らせる。「本当の美しさがわかっている」と柳宗悦が評した芹沢の蒐集にも注目。来年生誕130年を迎える芹沢の手と眼の世界を堪能できる。
☆2024年度日本民藝館展—新作工藝公募展— 2024年12月7~22日
手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地の新作工芸品の数々を展示・頒布する、恒例の新作工芸公募展。出品作は、陶磁・織物・染物・木工・漆工・金工・竹工・藁及草工・硝子工・紙ほか。
☆仏教美学柳宗悦の見届けたもの 2025年1月12日~3月20日
1949年に主著作『美の法門』を上梓した柳宗悦。仏教美学の更なる探求と強固な構築を目指した柳は、1961年5月に歿するまで、その樹立を願い留まることはなかった。本展では、仏教美学に関わる資料を展示。柳が1955年10月に行った「東洋思想講座 第五回」の映像(音源を基に制作)を初上映し、柳が直観で見届けた具体的な作物の提示と共に、悲願とした「仏教美学」を顕彰する。
《豊田市民芸館》
☆開館40周年記念・河井寬次郎記念館開館50周年記念「河井寬次郎展-寬次郎の魅力は何ですか-」 2023年12月16日~3月10日
☆企画展「美しき手仕事 -新収蔵品を中心に-」 2024年4月9日~6月30日
豊田市民芸館では、民芸の普及・啓発のため、日頃から優れた資料を蒐集している。本展では当館が近年蒐集した資料のうち、日本民藝館展の優品や数々の所蔵家から寄贈を受けた貴重な資料など、初公開資料を中心に約200点を紹介する。
☆特別展「或る賞鑑家の眼-大久保裕司の蒐集品- 」 2024年7月13日~9月23日
故大久保裕司氏が蒐集した工芸品は、主に日本の中世から近世までの民衆が用いた陶磁器、硝子、木工、金工、小道具や朝鮮時代の諸工芸品などで形成されている。本展では大久保氏が生涯をかけてあつめた工芸品のコレクション約200 点を紹介する。
☆特別展「アイヌの美しき手仕事」 2024年10月12日~12月15日
日本民藝館創設者の柳宗悦(1889-1961 年)は、アイヌ民族の工芸文化に早くから着目し、1941 年には美術館で最初のアイヌ工芸展となる「アイヌ工藝文化展」を日本民藝館にて開催した。その際、染色家・芹沢銈介(1895-1984年)は、同展の作品選品や展示を任されており、自身もアイヌの手仕事を高く評価し蒐集した。本展では、日本民藝館所蔵の柳のアイヌコレクションと、静岡市立芹沢銈介美術館所蔵の芹沢のアイヌコレクションを紹介する。
☆特別展「民窯-食のうつわ」(仮) 2025年1月11日~4月6日
「民窯(みんよう)」とは、一般民衆が日々の生活のなかで使う器や道具などを焼く窯、またはそのやきもの自体を指す。民窯という言葉は「民藝」という言葉とともに昭和初期から広く使われるようになった。今回の展示では、愛知県の瀬戸焼や常滑焼はもちろん、北は岩手県の久慈焼、南は沖縄県の壺屋焼まで、職人の手仕事による食にまつわるやきもの約200 点を紹介する。また本展は豊田市博物館で開催予定の特別展「和食-日本の自然、人々の知恵-」との連携企画として開催する。
《大阪日本民芸館》
☆春季特別展 そばちょこ 衣装持ちの器 2024年3月2日~7月16日
そば猪口とは、蕎麦のつけ汁を入れる容器として用いられてきた器。元々は膳の上で料理を盛る向付として使われてきたが、江戸時代に蕎麦が流行した際に、つけ汁を入れる器として庶民の間へ広く普及していった。大阪日本民芸館で収蔵するそば猪口の多くは、古伊万里と呼ばれる江戸時代の伊万里焼。佐賀県の有田を中心に焼かれ、伊万里港から全国へ出荷されたことでこのように呼ばれた。柳宗悦が自身の著作である『藍絵の猪口』の中で、「この猪口くらい衣装持ちは無いといえる」と評したように、蕎麦猪口の魅力は、実に多彩な模様が描かれた点にある。模様の種類は、植物、動物、人物、風景、幾何学、文物などを基本に、複数の模様を組み合わせたり、ひとつの模様に工夫
を加えるなどして、数限りないバリエーションが生み出された。これらは、器の胴体、口縁部、見込み、底部と各所に施されており、とりわけ胴体や口縁部は彎曲面への描画となるため、職人達の腕の見せ所だった。同館が収蔵する古伊万里そば猪口は蒐集家の佐藤禎三氏より1979年に寄贈いただいたコレクション。本展では、3000点におよぶそば猪口コレクションより、約1000点を見ることができる。