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『港まちアートブックフェア2024』2024年8月27日–10月5日に港まちポットラックビル(名古屋)で開催

140組以上が参加

 『港まちアートブックフェア2024』が2024年8月27日〜10月5日、名古屋・築地口の港まちポットラックビルで開催される。

 「本」を中心にアーティストやデザイナー、出版者、レーベルなどの作品や活動を紹介し、鑑賞者が作品や作者と出会う場をつくるのが狙い。

 今回は140組以上が参加。アーティストブック、作品集、ヴィジュアルブック、ZINE、文芸など、さまざまなジャンルの本が集まり、会場でゆったりと本を楽しむことができる。

昨年度のアートブックフェアの様子 写真|藤井昌美

開催概要

《港まちアートブックフェア2024》
期 間:2024年8月27日(火)–10月5日(土)
 日曜・月曜日・祝日は休館
時 間:11:00 -19:00 入場は閉館30分前まで
会 場:港まちポットラックビル3F 名古屋市港区名港1-19-23 Minatomachi POTLUCK BUILDING TEL 052-654-8911
URL:www.mat-nagoya.jp/exhibition/12110.html
入場料:無料 
*本は購入できる。
主 催:港まちづくり協議会

出品者

ノブセノブヨ、つくじか出版、LOVERS’NAGOYA、よはく舎、夕書房、長島有里枝、artical inc.、K.Art Studio、本屋メガホン、平川祐樹、山下拓也、NEUTRAL COLORS、soda、迫 鉄平、蜜柑出版、KANA KAWANISHI ART OFFICE、佐藤李青、crevasse、寺脇扶美、Landschaft、これでいいんだ村、SeeSaw gallery + hibit・小野冬黄、若尾武幸、CLUB METROアーカイブ実行委員会、さとういもこ、Life Stories Project、paper company、EMI YOKOGOSHI、山をおりる、まるいわ書店、大福書林、hikita chisato、イシグロカツヤ、鈴木悠哉、Manila Books & Gift、Kana Kurata、ELVIS PRESS、小栗沙弥子、平松純一 平松絵里奈、田中瑞穂、anaguma 文庫、CAVE-AYUMI GALLERY、Type Slowly、吉岡千尋、madras、久常未智、村瀬ひより、谷澤陽佑、斉と公平太、秋吉風人、平尾 菫、Aokid + さとうかい、浄土複合、金 佳辰、土屋誠一(お蔵出し)、CYRO、今村 航/土屋小春、溝田尚子、いったーんプロジェクト編集部、新多正典、MOTEL、2ndLap、原田和馬、世界西垣感と伊藤健太、verse-paradox、小栢健太、上田良、オル太、浅沼香織、momos(平出規人&今村 文)、平出規人、へいめん子、Yoshiki Fujiwara、365 wishes(神村泰代)、masayoshi suzuki gallery、のだはる、森田新聞社、小林真依、福田 柊、C-DOTS DESIGN PROJECT、The Liminal Voice、道音舎、C7C gallery and shop、坂田健一、komagoma press、oar press、彦坂敏昭、宮田明日鹿、lurie1969、早川美香、MYY Books(白澤真生、尾崎芳弘、荒木由香里のユニット)、Akane Yamazaki、this and that、ADHDじん編集部、リア制作室、ケルベロス・セオリー、千賀凱喜 | Kaiki Senga、くま書店、佐藤克久、タン・ルイ、片山 浩、PARADISE AIR、アートオブリスト実行委員会、mufubooks、霜山博也、between in between、名古屋芸術大学 文芸・ライティングコース、三村萌嘉、川崎光克、tunnel PRESS(天野入華・張 祐寿/psyain)、when press、デザイン・クリエイティブセンター神戸、Dog Ears Archive and Distribution、泉麻衣子・中島久美子、なかむら出版、Chizu Ogai research+design、山口由葉、のわ、服部浩之、詫間のり子、torch press、ウエヤマトモコ、細井章世、田本雅子、シバタリョウ、加納俊輔、北條知子、WEI-NI LU 陸 瑋妮+上田佳奈+六根由里香、Art Space & CafeBarrack、川村格夫、ミヤギフトシ、山村國晶、川上幸之介、Sakumag+佐久間裕美子、Project Space hazi、Tiny Splendor、山口麻加、喫水線、 蓮沼昌宏ほか

イベント

Open Book Day
 港まちアートブックフェアの一部出品者が会場に集まる。出品者と交流しながら作品を見ることができる。
日 時:8月31日(土)、10月5日(土)各日14:00-17:00
会 場:港まちポットラックビル
参加費:無料
予 約:不要

長島有里枝・安谷屋皓人|NUCO夏休みスペシャル・ブックカフェ
 アーティストの長島有里枝さんと、港まちの安谷屋皓人さんによるNUCOでの企画。持ち寄ったお気に入りの本や、港まちアートブックフェアで気になった本など、本について話をする機会。夏休みの宿題の持ち込
みもOK! この日だけのスペシャルメニューも登場するかも?!
日 時:8月31日(土)12:00-18:00(ラストオーダー17:30)
会 場:NUCO
参加費:無料(要1オーダー)
予 約:不要

長島有里枝|絵本読み聞かせ
 アーティストの長島有里枝さんが絵本の読み聞かせをする。子どもでも大人でも、どなたでも楽しめる企画。
日 時:8月31日(土)14:00 / 16:00(*各回10分程度)
会 場:港まちポットラックビル
参加費:無料
予 約:不要

上田 良|ワークショップ・Minatomachi ZINE Table
 写真や版画、ドローイング、コラージュなど幅広く作品制作を行うアー
ティストの上田良さんと一緒に、ZINE(小冊子)をつくるワークショッ
プ。写真や紙、その他身近な素材やイメージを自由にまとめて、それぞれ
のオリジナルZINEづくりに挑戦する。
日時:9月7日(土)13:00-16:00(*途中退出可)
定員:15名(予約優先)
会場:港まちポットラックビル
講師:上田良

アーティスト紹介

上田良 Yaya Ueda

写真|迫 鉄平

 1989年大阪府生まれ、神奈川県在住。自作の造形物を撮影した写真作品をはじめ、版画やドローイング、コラージュなどの制作を行い、さまざまな場所に存在していたものたちが関係し合う瞬間に立ち会いたいと思
い、制作をしている。
 またアーティストユニット「THE COPY TRAVELERS」の一員として
「複製」という手法の可能性について実験を試みている。
 2020年に「MAT, Nagoya Studio Project」「アッセンブリッジ・ナゴヤ」に参加し、約1ヶ月、港まちに滞在。
 近年の主な個展に「METAL GLUE / スロウ・ドローイング苑」(ニュースペースパ、東京、2023年)、「MG/SD」(京都蔦屋SHARE LOUNGE、2023年)、主なグループ展に「理想の家」(アート/空家二人、東京、2024年)、「『V』~VOCAのVenus(女神)たち~」(第一生命ロビー、東京、2023年)などがある。これまでに「群馬青年ビエンナーレ2019」奨励賞、「VOCA展2017」VOCA奨励賞、「写真新世紀展2015」佳作賞を受賞。
HP|http://www.yayaueda.com/

長島有里枝 Yurie Nagashima

 1973年東京都生まれ。カリフォルニア芸術大学ファインアート科写真専攻修士課程修了。武蔵大学人文科学研究科博士前期課程修了。現在、東京都を拠点に活動。
 社会で周縁化されがちな人びとや事象に、フェミニズム的視座から注目した作品を多く制作している。近年は写真だけでなく立体作品、映像、文章の執筆など、表現ジャンルを超えた活動を行っている。
 主な展覧会に、個展「ケアの学校」(Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F: Exhibition Space、愛知、2023年)、DOMANI plus @愛知「まなざしのありか」(Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F: Exhibition Space、愛知、2022年)、個展「知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2018年)、個展「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」(東京都写真美術館、2017年)など。出版歴に、 『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』(大福書林、2020年)、『Self-Portraits』(Dashwood Books、2020年)など。受賞歴に、第26回木村伊兵衛賞(2001年)、2022年日本写真協会学芸賞など。展覧会「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」(金沢21世紀美術館、石川、2021年)、では、ゲストキュレーターをつとめた。
HP|https://yurienagashima.com/

・2022年の「港まちアートブックフェア」についてはこちら

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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