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三重県立美術館が2025年度の展覧会年間スケジュールを発表

 三重県立美術館が2025年度の展覧会スケジュールを発表した。

☆美術館のコレクションⅠ 2025年4月1日~6月29日
柳原義達の芸術 2025年4月1日~6月29日

☆コレクションによる特別展示 ルックバック:近代 洋画 2025年4月26日~7月6日

 19世紀後半、西洋からはさまざまな技術や思想がもたらされ、その波は美術の分野にも到来する。日本の画家たちは近代という大きなうねりの中、西洋から多くを学びつつ、試行錯誤を重ねながら、日本独自の油彩画=「洋画」を生み出してきた。本展ではコレクションの中でも重要な位置を占める洋画を軸に、明治から昭和前期までを振り返る。

☆美術館のコレクションⅡ 2025年7月1日~9月28日
柳原義達の芸術 2025年7月1日~9月28日

☆没後90年 橋本平八展 2025年8月2日~10月13日

 近代木彫界に彗星のごとく現れ、高い期待を寄せられながら、39歳の若さで亡くなった橋本平八(はしもとへいはち、1897-1935)。現在の伊勢市に生まれ、日本美術院展覧会を舞台に活躍した。生涯の多くを郷里で過ごし、郷里の自然や古今東西の哲学に刺激を受けつつ、独自の思想を深めたことで知られている。本展では、代表作や資料からその創作世界に迫る。

☆美術館のコレクションⅢ 2025年9月30日~12月21日
柳原義達の芸術 2025年9月30日~12月21日

☆ポップ・アート 時代を変えた4人 2025年11月3日~12月28日

 商品パッケージや報道写真など日常の物を芸術作品に取り込み、1960年代のアメリカのアートシーンを席巻したポップ・アート。本展では、ポップ・アートを代表する4人の作家ロイ・リキテンスタイン(1923-1997)、アンディ・ウォーホル(1928-1987)、ロバート・ラウシェンバーグ(1925-2008)、ジャスパー・ジョーンズ(1930-)の版画作品を中心に、その魅力に迫る。

☆美術館のコレクションⅣ 2025年12月23日~2026年3月29日
柳原義達の芸術 2025年12月23日~2026年3月29日

☆ライシテからみるフランス美術 信仰の光と理性の光 2026年1月17日~3月22日

 「ライシテ」とは、国家が宗教から自律し、信教の自由を保障すること。近代フランスにおいて、しばしば論争を引き起こした脱宗教化の過程は、美術表現の展開にも大きな影響を及ぼした。本展では、ロダンやユトリロ、シャガールらの油彩画や彫刻、版画等を展示し、新しい視点〈ライシテ〉からフランス近代美術に光を当てる。

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