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編集者、著述家の松岡正剛さんが死去 80歳

 報道によると、「編集工学」を提唱し、日本文化を幅広く論じた編集者、著述家の松岡正剛さんが2024年8月12日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。80歳。

 1944年、京都市生まれ。早稲田大学文学部仏文科中退。1971年に雑誌「遊」を創刊。87年に編集工学研究所を設立した。2000年にWEBサイトで書籍を紹介する「千夜千冊」を開始し、ライフワークにした。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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