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シャガール展 2024年-2025年開催

2024年-2025年のシャガール展

新潟市新津美術館

☆シャガール展  詩情と愛-8つの版画集より 2024年7月20日〜9月29日

 20世紀を代表する画家のひとりマルク・シャガール(1887-1985)。現・ベラルーシのヴィテブスクに生まれ、1911年にパリに出てからはエコール・ド・パリの画家や詩人らと交流し、キュビスムやフォーヴィスムの影響を受けつつ独自の画風を確立していった。2度の世界大戦を経てベルリン、ニューヨーク、フランスと活躍の場を変えながら、ユダヤ人としての民族の悲劇と郷愁に根差した幼い頃の思い出、婚礼、祭りなどを源泉に、幻想的で神秘的かつ色彩豊かな作品を生み出し、それらは今日でも多くの人々に親しまれている。絵画やステンドグラス、陶器、舞台芸術と幅広いジャンルを手掛けたシャガールは、2000点以上の版画作品を遺した。本展ではその中から傑作と称される『ダフニスとクロエ』、夢と現実が入り混じる『サーカス』、自らのアイデンティティに繋がる『バイブル』など8つの版画集を中心に284点を選び、一堂に展示する。シャガールの詩情と慈愛に満ちた幸福感あふれる作品の数々が堪能できる。

丹波市立植野記念美術館

☆開館30周年記念 シャガール展 2024年10月12日~12月22日

 マルク・シャガール(Marc Chagall, 1887 – 1985)はフランスを拠点に活動した、「愛の画家」や「色彩の魔術師」などと称される20世紀を代表する巨匠の1人。シャガールは1887年帝政ロシア(現・ベラルーシ)の町ヴィテプスクの東欧系ユダヤ人  家庭に生まれた。1911年にパリに出て、芸術家の共同アトリエ「ラ・リュッシュ(蜂の巣)」で前衛画家や詩人たちと交流した。キュビスムや未来派など同時代の様々な芸術運動に影響を受けながら、シャガールは独自の画風を形成する。シャガールが描く作品はユダヤ人の文化に根ざした幼い頃の思い出や婚礼、儀式などを源泉としているものが多くある。シャガールはこれらのモチーフを色彩豊かな画風で、幻想的に描き出した。中でも、シャガールが生涯で2,000点余り制作した版画は彼のライフワークとも言えるものである。シャガールが本格的に版画に取り組み始めるのは30代後半から。技法は銅板(エッチング)や石版(リトグラフ)と多岐にわたる。本展ではシャガールの初期から晩年までの8つの版画集から約280点の版画作品を紹介する。初期の版画作品『母性』やシャガールが生涯にわたり取り組んだテーマである旧約聖書に基づく『バイブル』や『出エジプト記』、イスラムの説話集をもとにした『アラビアンナイトからの4つの物語』、そして代表作の1つである『サーカス』や20世紀のカラーリトグラフの最高傑作と称される『ダフニスとクロエ』など多岐にわたる作品を展示する。

2025年-2026年のシャガール展

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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