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陶芸家のリサ・ラーソンさんが死去 92歳

 報道によると、人物や動物、テーブルウエアなどスウェーデンの陶芸デザインで知られるリサ・ラーソンさんが2024年3月11日、ストックホルム近郊で死去した。92歳。

 リサ・ラーソンは1931年生まれ。スウェーデン南部のスモーランド地方出身。1949-54年、ヨーテボリ大学芸術学部デザイン工芸校で学んだ後、スウェーデンの陶磁器メーカー、グスタフスベリのアートディレクターであったスティグ・リンドベリに採用され、同社に入社、数多くの作品を制作した。

 1952年、モダニズムの画家、グンナル・ラーソンと結婚。1980年には、グスタフスベリを離れ、フリーランスとなった。

 「リサ・ラーソン展 知られざる創造の世界 ~クラシックな名作とともに~」が滋賀県立陶芸の森で2024年3月2日から5月26日まで開催。

 おなじみの代表作とともに、今回初めて紹介されるスウェーデンの旧市街をモデルにしたレリーフや少数しか生産されなかったコレクターズアイテム、グスタフスベリ磁器工房やみずからの工房で制作した1点ものの作品など約250点が展示されている。

 2024年6月8日から8月25日まで岐阜県現代陶芸美術館に巡回する。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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