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ロートレック展 2024年-2025年開催

  • 2024年8月25日
  • 2024年9月10日
  • 美術

2024年-2025年のロートレック展

SOMPO美術館

ロートレック展 時をつかむ線 2024年6月22日~9月23日

 19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901年)の展覧会。ロートレックによる紙作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションより、約240点を紹介する。フィロス・コレクションの最大の特徴である素描作品に始まり、ポスターを中心とする版画作品、雑誌や書籍のための挿絵、ロートレックが家族や知人にあてた手紙、ロートレックの私的な写真など、画家に肉薄した作品と資料で構成する展示でとなる。

高岡市美術館

☆高岡市美術館開館30周年記念 ロートレックとベル・エポック PARISー1900年 2024年7月20日~9月16日

 1900年パリ万国博覧会は文明文化の粋を結集させた一大イベントとして開催され、国内外に多大な影響を及ぼした。街に享楽的な雰囲気があふれると、世紀末美術から象徴主義、アール・ヌーヴォーなどの新たなアートシーンが展開され、「ベル・エポック(よき時代)」が到来する。 本展は、この時代に大衆文化の一ジャンルであったポスターを芸術の域にまで高め、後世に大きな影響を与えることになったトゥールーズ=ロートレックをはじめ、ミュシャやドガなど同時代の画家たちの新しく大胆な構図や斬新な感覚から生まれた芸術表現に注目し、劇場や歓楽街、女性たちの装い、生活にいたるまでを描いた作品や広告、出版物などを、版画や油彩画、水彩画、デッサンを含む約300点により構成する。また、1900年パリ万国博覧会で日本の事務官長を務めた美術商・林忠正の功績をあわせて紹介する。

秋田県立美術館

☆ロートレックとベル・エポックの巴里-1900年 2024年10月5日〜12月15日

 19世紀末から20世紀初頭にかけ、パリは世界有数の大都市として大きく発展した。「ベル・エポック(美しき時代、良き時代)」と呼ばれたこの時代、産業の近代化や経済の発展を背景にパリの人々は平和で豊かな生活を謳歌した。1900年にはパリ万国博覧会が開催され、美術界においても象徴主義、アール・ヌーヴォー、フォーヴィスムなどの新たな美術運動が起こり、この世紀転換期に幅広く展開された。また、劇場での歌曲や舞踏などの流行により、ポスターや風俗画等が数多く制作された。本展では、大胆な表現力でポスターを芸術の域まで高め、後世に大きな影響を与えた画家・トゥールーズ=ロートレックを中心に、ミュシャやドガ、デュフィら同時期の画家たちの作品を展観。ベル・エポックを象徴する女性のファッション、人々の生活、劇場や盛り場など華やかな時代の姿を映し出したパリの芸術を紹介する。

札幌芸術の森美術館

☆フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線 2024年10月12日〜2025年1月5日

 大衆文化が爛熟した19世紀末パリ。ベル・エポックとよばれるこの時代に活躍した画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901年)は、歓楽街モンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人たちを描いた。本展は、ロートレックのグラフィック作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションで構成される。コレクションの最大の特徴である素描作品を核に、ポスター、版画、さらにロートレックの手紙や写真など作家の内面に迫る作品と資料約300点を展観。「1点もの」の素描は日本初公開となるほか、ポスターの下絵などロートレックの制作過程を伝える資料も見ることができる。

三菱一号館美術館

☆再開館記念 トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル展(仮称) 20241123日~2025126

 本展は、19世紀末のパリで活躍したアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)の多彩な版画・ポスターの表現にフォーカスし、同館のコレクションを中心にフランス国立図書館所蔵のロートレック作品と併せて展覧する。また、フランスを代表する現代アーティストのソフィ・カル(1953- )が同館のコレクションの中からオディロン・ルドンの《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得て制作、当館に新たに寄贈された作品を世界初公開する。

2025年-2026年のロートレック展

《松本市美術館》

フィロスコレクション ロートレック展 時をつかむ線 2025年1月18日〜4月6日

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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