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岸本景子×坂厚人監督week『虹のかけら』+岸本景子監督特集 シアターカフェ(名古屋)で2024年7月27日-8月2日に開催

『虹のかけら』と岸本監督の短編を特集

 「岸本景子×坂厚人監督week『虹のかけら』+岸本景子監督特集」が2024年7月27日〜8月2日、名古屋市東区白壁のシアターカフェで開催される。

 岸本景子監督がプロデュースした『虹のかけら』と岸本監督の短編を特集上映する。連日、岸本監督が舞台挨拶する予定。

 一貫して「家族」を描き続ける岸本監督。『虹のかけら』をはじめ、短編(『家族の肖像』を除く)も名古屋初公開で、岸本監督の世界を堪能できる絶好の機会である。

上映作品

・坂厚人監督『虹のかけら』(2022年/97分)
・岸本景子監督特集
A『ある夏の送り火』(90分)+ 『あずさとさんぽ』(15分) 計105分
B『呼吸』(18分)+『グッド・バイ』(51分)+『HEAVEN』(31分) 計100分
C『家族の肖像』(51分)

上映スケジュール 

7/27(土)~8/2(金)  ※火水定休

日程時間上映作品、ゲスト(予定)
7/27(土)13:00-14:37虹のかけら 坂厚人監督、篠崎雅美、水野祐樹
15:30-17:15岸本監督A 岸本景子監督、竹田朋子、横山和泉
18:00-18:51岸本監督C 岸本景子監督、篠崎雅美、GON
7/28(日) 13:00-14:37虹のかけら 坂厚人監督、篠崎雅美
15:30-17:07岸本監督B 岸本景子監督、竹田朋子
7/29(月)13:00-14:37虹のかけら 坂厚人監督、篠崎雅美、波佐本麻里
15:30-17:15岸本監督A 岸本景子監督
8/1(木)13:00-14:37虹のかけら 波佐本麻里、小野木咲雪、野中朋子
15:30-17:07岸本監督B 岸本景子監督、小野木咲雪、野中朋子
8/2(金)13:00-14:37虹のかけら 坂厚人監督、篠崎雅美、波佐本麻里、谷口勝彦
15:30-17:15岸本監督A 岸本景子監督
18:00-18:51岸本監督C 岸本景子監督、篠崎雅美

料金・予約

料金:1プログラム1300円(2プログラム2600円、3プログラム3900円)+1ドリンクオーダー(600円~)
予約はこちら

作品紹介

坂監督『虹のかけら』(2022年/97分)

監督:坂厚人 脚本:堤健介 
プロデューサー:岸本景子
出演:篠崎雅美 波佐本麻里 谷口勝彦 モリオ 倉増哲州 内木場圭佑 タユ 小野木咲雪 渡辺厚人
ほか

 認知症を患う母・佳代子と共に人生を歩む娘・芽衣。家族の大黒柱でもある父親は、6年前に逝去した。認知症が原因で、徐々に変わっていく母と過ごす彼女には、友達も恋人もいない。彼女の人生は、孤独と疲労の渦の中。夜間徘徊も目立ってきた母を養うために芽衣は、否応無く夜の世界に身を置いていた。芽衣にとって、心を許せる相手は極わずか。そんな彼女には、昔から母に対する心の凝りを抱えていた。芽衣は、母親が認知症を患うまで、向き合えなかったある過去と面前に対峙しようとするのだが⋯。

岸本監督A(2作品計105分)

『ある夏の送り火』(2016年/93分)

監督:岸本景子
脚本:堤健介
出演:竹田朋子 倉増哲州 眞鍋歩珠 石垣のぼる 福山俊朗 上田泰三 川瀬陽太 木元としひろ ほか

 40年の時を経て伝統行事「送り火」を復活させた香川県さぬき市鴨庄白方を舞台に、海で娘を失い心を閉ざすようになる母親とその家族の再生を描く。送り火の復活を知った岸本監督が、現地でゼロから支援者を募って完成させた。
 岡山映画祭2012正式招待作品・新人監督映画祭2017長編コンペティションノミネート作品

『あずさとさんぽ』(2017年/15分)

監督:岸本景子 
脚本:堤健介
出演:眞鍋歩珠 住田凌麻 渡辺あつと 中本良子 ほか

 東京から総社に移住を決め、見学にきた家族。一人娘のあずさは東京に帰ろうと飛び出す。やがて迷子になり、さまよった総社の街で地元の少年と出会いー。総社商店街の町並み保存プロジェクトとして制作された短編。

岸本監督B(3作品計100分)

『呼吸』(2018年/18分)

監督:岸本景子 
脚本:堤健介
出演:野中朋子 倉増哲州 総社市のみなさま ほか

 岡山県総社市で塾を営む瞳は孤独な朝を迎えた。夫を失って6年目の命日。自分だけが生き続けている罪悪感。ふと立ち寄った喫茶店には生前と変わらない夫の姿がありー。総社商店街の町並み保存プロジェクトとして制作された短編。

『グッド・バイ』(2017年/51分)

監督:岸本景子 
脚本:堤健介
出演:倉増哲州 小野木咲雪 貴島功一朗 野中朋子

 この週末、萌預かってくれる? 元妻からの電話から娘との思い出づくりの2日間がスタートしたー。変わりゆく大阪中津の風景のなかに繰り広げられる家族の物語。南森町グラスホッパーズの公演のために制作した作品。

『HEAVEN』(2012年/34分)

監督:岸本景子 
脚本:堤健介
出演:神尾直人 竹内誠 竹田朋子 中村光男 伊藤壽子 ほか

 兄が失踪して以来、家業を継ぎ、身代わりのように生きてきた貴文。「失踪宣告」の手続きを終え、葬儀も済ませた8年目のある日。街角の踏切にの向こうに見えたのは、昔と変わらぬ兄の姿だったー。
 岡山映画祭2012正式招待作品、シネドライブ2012

岸本監督C(1作品51分)

『家族の肖像』(2021年/51分)

監督:岸本景子 
脚本:堤健介
出演:保坂直希 GON 篠崎雅美 倉増哲州 竹田朋子 山本陽梛汰 木元としひろ ほか

 20年前に失踪した父の報せを受け、生前暮らしていたアパートの片付けに行く息子。そこへ偶然訪ねてきた青年との出会いをきっかけに、父との関係性を再構築していく。大阪・西淀川で立ち上がった映画制作サポートチーム【西淀川映画プロジェクト】の人たちの協力で制作された。【みてアート2022クロージング上映作品】

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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