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「かなやまじんくらぶ ―まちを歩いて本を作ろう―」名古屋・金山で2024年2024年9月-11月に開催

ZINEを作るアートプロジェクト

 名古屋市内の金山エリア各所で2024年2024年9月中旬から11月上旬にかけ、金山のフィールドワークを基に、自主出版の冊子・ZINE(ジン)を制作する「かなやまじんくらぶ ーまちを歩いて本を作ろうー」が開催される。8月18日まで、15歳以上の参加者を募集している。

 参加アーティストは、一〇六印刷団〈山口麻加さん(版画家)、嶋崎出さん(印刷家)〉、河部圭佑さん(建築家)。

 企画監修を、服部浩之さん(キュレーター、東京藝術大学大学院映像研究科准教授、国際芸術センター青森館長)が務める。

 名古屋の文化芸術活動の中間支援組織「クリエイティブ・リンク・ナゴヤ」のパイロット事業「アートリンク金山」の一環。

 名古屋市の金山駅南口に位置する金山南ビル美術館棟と金山のまちなかを舞台に、市とクリエイティブ・リンク・ナゴヤ、名古屋市文化振興事業団でつくるアートリンク金山実行委が主催する。

 「アートリンク金山」では他に、11月に、金山南ビル美術館棟で初めてのアートフェア「NAGOYA ART COLLECTION 2024」が開催される。

参加者を募集

 「かなやまじんくらぶ」は、金山のまちをリサーチし、ZINEを制作する参加型アートプロジェクト。

 金山の街中に出かけ、地域の人に話を聞き、さまざまな版画、印刷の技法を使ってZINEを制作する。11月初めに、制作したZINEを中心としたイベントを開催。観光案内や地域情報誌には載っていない金山の“まち”の魅力を発信する。

 参加者に、ZINEの制作経験は問わない。本が好き、文章を書いてみたい、絵を描きたい、まちづくりに興味がある、編集に関心があるなど、15歳以上なら誰でも参加できる。

活動場所:金山駅周辺
活動予定
9月11日(水)事前説明会 19:00-21:00(オンライン参加可) 
9月21日(土)
活動① 10:00-12:30
活動② 13:30-16:00 
*16:00-18:00は自由制作 
10月2日(水)
活動③ 18:30-21:00 
*13:00–18:00は自由制作  
10月19日(土)
活動④ 10:00-12:30、
活動⑤ 13:30-16:00 
*16:00-18:00は自由制作 
参加費:無料(活動内容によって、喫茶代、資料代等の自己負担が発生する可能性がある)
対象:15歳以上(18歳未満の場合は保護者の同意書が必要)
定員:10名程度(応募多数の場合は抽選)
メンバー募集期間:7月18日(木)~8月18日(日)
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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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