記事内に商品プロモーションを含む場合があります

現代美術家の伊藤公象さんが死去 92歳

 報道によると、陶や土を使った作品で活躍した造形作家の伊藤公象さんが2024年7月6日、老衰のため、茨城県笠間市の自宅で死去した。92歳。

 金沢市出身。笠間市の工房を拠点に制作。無数の陶片を並べるインスタレーションなどを展開し、78年のインド・トリエンナーレ、84年のベネチア・ビエンナーレなどに出品した。女子美術大教授、金沢美術大大学院専任教授を歴任した。

最新情報をチェックしよう!
>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

CTR IMG