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廣田緑+Grafis Huru Hara(グラフィス・フル・ハラ)+Leonhart Bartolomeus(レオナル・バルトロメウス)飯田街道:聞き取りアートプロジェクト 2024年2月3日-3月3日に開催

飯田街道の歴史を学び、版画などのアートで表現する

 廣田緑+Grafis Huru Hara(グラフィス・フル・ハラ)+Leonhart Bartolomeus(レオナル・バルトロメウス)による「飯田街道:聞き取りアートプロジェクト」が名古屋・新栄エリアの飯田街道を舞台に2024年2月3日から約1カ月にわたって開催される。

 アーティストとキュレーターが市民と協働。飯田街道の歴史を学び、版画などのアートで表現する市民参加型アートプロジェクトである。

 プロジェクトは、クリエイティブ・リンク・ナゴヤの2023年度助成事業の一環。「社会連携」の採択区分で、100万円の助成を受けた。

 プロジェクトには、インドネシアの版画家コレクティヴ「グラフィス・フル・ハラ」のメンバー人と、インドネシアで17年間制作活動を続けてきた名古屋市出身の造形作家、廣田緑さんがアーティストとして参加。

 また、あいちトリエンナーレ2016に参加し、2022年のドクメンタ15の芸術監督を務めたアート・コレクティヴ「ルアンルパ」メンバーのレオナル・バルトロメウスさんがキュレーターとして参加する。バルトロメウスさんは、山口情報芸術センター(YCAM)のキュレーターでもある。

 プロジェクトは、飯田街道の歴史を学ぶ散策ツアー、オープンスタジオ、コラボ作品制作ワークショップと展覧会、アーティスト・トークで構成される。

 アートを通じた地域の魅力・価値の発見、地域の子どもたちに対する教育的貢献およびアートを通じた国際交流を目指している。

スケジュールと参加登録

飯田街道散策ツアー:2024年2月3日(土)、4日(日) 10:00-12:00
定員各日15名(10歳以上。中学生以下は成人の同伴が必要)
参加無料、要申込
参加申し込みフォームはこちら
 地元の語り部から、街の歴史について話を聴きながら、アーティストと一緒にみんなで街歩きをする。

オープンスタジオ:2月9日(金)~2月13日(火) 14:00-18:00
会場:新栄のわ205共同スタジオGoogleマップ
 アーティストの公開制作を行う。14:00~18:00の間、好きなタイミングで制作の様子を見学できる。アーティストに話しかけたり、制作に参加したりすることも。

版画ワークショップ:2月17日(土)、18日(日) 13:00-16:00
会場:パルル、新栄のわ205(Googleマップ
定員各日15名(10歳以上。中学生以下は成人の同伴が必要)
参加無料、要申込
参加申し込みフォームはこちら
 アーティストと一緒にシルクスクリーンなどの複製技術を使った版画制作をする。作品は2点作り、一つはコラボ作品の一部とするため提出、もう一つは持ち帰る。

プロジェクト展示:2月21日(水)〜3月3日(日)
会場:パルル(Googleマップ
オープニング・パーティ/アーティスト・トーク:2月21日(水)19:00-21:00
参加無料
 参加者とのコラボ作品を「パルル」で展示。初日にオープニングパーティを実施。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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