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作曲家の一柳慧さんが死去 89歳

 

 報道によると、日本を代表する現代音楽の作曲家で、ピアニストの一柳慧さんが2022年10月7日、東京都内の病院で死去した。89歳だった。前衛音楽の分野で活躍し、2018年に文化勲章を受章した。

 1933年、神戸市生まれ。19歳で渡米。米ニューヨークのジュリアード音楽院で作曲を学んだ。

 前衛音楽の作曲家、ジョン・ケージさんからの影響で、図形楽譜や不確定性の音楽を取り入れ、フルクサスなどの前衛芸術活動にも参加した。

 画家のジャスパー・ジョーンズさん、モダンダンスのマース・カニングハムさん、建築家の黒川紀章さん、劇作家の寺山修司さんなど、分野の壁を越えて交流した。オノ・ヨーコさんの元夫である。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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