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2025-2026年 主な関西の展覧会 滋賀、京都、大阪、兵庫(神戸)、奈良、和歌山の美術館・博物館(随時更新)

  • 2024年11月4日
  • 2024年11月13日
  • 美術

2024-2025年 主な関西の展覧会 滋賀、京都、大阪、兵庫(神戸)、奈良、和歌山の美術館・博物館(随時更新)

⇒2025-2026年 首都圏の主な展覧会 東京、神奈川(横浜)、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木、山梨の美術館・博物館(随時更新)

⇒2025-2026年 主な中部(東海)の展覧会 愛知(名古屋)、三重、岐阜、静岡、長野、石川、富山、滋賀、京都の美術館・博物館(随時更新)

滋賀県立美術館

☆滋賀県立美術館開館40周年記念「BUTSUDORI展(仮)」 2025年1月18日〜3月23日

 ふと目に入った日常の「モノ」にレンズを向ける。カメラを手にしたことのある人であれば、誰しもが経験したことがある行為。「モノ」を撮影するということが、写真家の表現や意図において、いかにその役割を果たしてきたのか。そして私たちの社会にいかに影響を与えてきたのか。「モノ」を撮影すること、「BUTSUDORI」写真の奥深さを展覧会を通じて考える。

MIHO MUSEUM

佐川美術館

滋賀県立陶芸の森

☆シリーズ・やきもの×グルメII ー近江の古陶磁を味わう・・・故国の料理とともにー 2025年3月15日〜6月22日

京都国立近代美術館

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☆生誕120 年 黒田辰秋(仮称) 2024年12月17日~25年3月2日

☆〈若きポーランド〉―色彩と魂の詩 1890-1918 2025年3月25日~6月29日

☆きもののヒミツ 友禅のうまれるところ 2025年7月19日~9月15日

 近世から近代のきものの優品や、近世の流行を支えた雛形本などの資料、さらに円山応挙から始まる京都画壇の展開と染織図案との関わり、図案を染織作品へと応用する過程、染織図案の流行が他の工芸品とも共有するものであったことも紹介。これまでにない視点から「きもののヒミツ」に迫る。

京都国立博物館

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☆新春特集展示 巳づくし―干支を愛でる― 2025年1月2日~2月2日

☆特集展示 雛まつりと人形 2025年2月15日~3月23日

☆特別展「日本、美のるつぼ ― 異文化交流の軌跡」 2025年4月19日〜6月15日

☆特別展「宋元仏画ー蒼海を越えたほとけたち」 2025年9月20日~11月16日

京都市京セラ美術館

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☆第11回日展京都展 2024年12月21日~2025年1月18日

☆コレクションルーム 冬期 2025年1月10日〜2月24日 特集「世界が見惚れた京都のやきもの〜明治の神業」

☆特別展「蜷川実花(仮称)」 2025年1月11日〜3月30日

 写真家・映画監督の蜷川実花による、関西ではじめてとなる美術館での大型個展。日常の中にある儚い美しさを永遠の存在として昇華する蜷川実花の制作姿勢を体現した作品の数々が、研究者や建築家、音楽家といった異なる分野の才能と共創された空間の中で構成される。大型の映像インスタレーションを含む多様な手法で表現された作品群は互いに関連し合い、暗闇から鮮烈な色彩まで様々な表情を持ち、静かに鑑賞者の感情を揺さぶる。まるで人工の楽園を歩むかのような展示は、現代社会でたおやかに光を見出す彼女の作品世界をナラティブに追体験させ、内省的な旅へと鑑賞者をいざなう。

☆ザ・トライアングル 坂本森海 2025年1月11日〜3月16日

☆ザ・トライアングル 迎英里子 2025年3月29日〜6月1日

☆モネ 睡蓮のとき 2025年3月7日〜6月8日⇒公式サイト

 印象派を代表する画家のひとりとして親しまれる、クロード・モネ。その晩年の制作に焦点をあてた本展では、マルモッタン・モネ美術館の珠玉のコレクションおよそ50点に加え、日本国内に所蔵される名品の数々から、“印象派を超えた”モネの芸術の豊かな展開をたどる。なかでも注目なのは、〈睡蓮〉の大画面に取り囲まれ、たゆたう水と一体になるかのような展示空間。画家が長い道のりの果てにたどり着いた境地である。

美術館「えき」KYOTO

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☆没後120年 エミール・ガレ展 美しきガラスの世界 2024年11月22日〜12月25日

細見美術館

相国寺承天閣美術館

☆企画展「禅寺の茶の湯」Ⅱ期 2024年11月17日〜2025年2月2日

アサヒビール大山崎山荘美術館

☆松本竣介 デッサン展(仮称) 2025年1月4日~4月6日

京都府京都文化博物館

☆世界遺産 大シルクロード展 2024年11月23日〜2025年2月2日

和食 ~日本の自然、人々の知恵~ 2025年4月26日~7月6日

国立国際美術館

☆特別展「小企画 線表現の可能性(仮)」 2024年11月2日~2025年1月26日(予定) 
☆コレクション1 彼女の肖像 2024年11月2日〜2025年1月26日

☆特別展「フェリックス・ゴンザレス=トレス(仮)」 2025年2月15日~6月1日 
 コレクション展

大阪中之島美術館

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☆スペース・インビトゥイーン:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン 2024年12月21日~2025年3月2日

 本展は、日本において初となる、吉川静子(1934-2019)とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914-1996)の大規模な回顧展。日本人アーティストの吉川とスイス人グラフィックデザイナー・ミューラー=ブロックマンは、それぞれ進むべく道を開拓しながら、夫婦として創造的な生涯を共に過ごした。吉川は、人生の大半をスイスで過ごし、1960年代、70年代に抽象絵画と彫刻により女性芸術家として注目される。一方、ミューラー=ブロックマンは、洗練されたタイポグラフィーと「グリッドシステム」によるグラフィックデザインで、1950年代以降スイスを代表するデザイナーとして国際的に知られるようになった。ミューラー=ブロックマンの構成的デザインと、吉川の芸術性と分野を超えた活動の軌跡を堪能できる。

☆歌川国芳展 2024年12月21日~2025年2月24日

 江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797 – 1861)は、奇抜なアイデアや斬新なデザインで名高く、国内外で高い人気を誇る。30代前半に「通俗水滸伝豪傑百八人之一個(壱人)」シリーズで世に出て以来、武者絵を得意とし、3枚続きの大画面も用いてダイナミックに描いた。天保13年(1842)に役者や遊女を描くことが禁止されると、苦境の中でユーモアと機知に富んだ戯画を数多く制作。猫を筆頭に金魚や鳥など様々な動物を登場させた戯画は、国芳作品の魅力の一つとなっている。本展は、国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめ、遠近法や陰影など洋風表現を取り入れた風景画、美人絵や子ども絵など、幅広い画題の浮世絵版画に貴重な肉筆画を加え、約300点を展示。国芳の魅力を余さず伝える(会期中展示替えあり)。

☆大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション 2025年3月20日~6月22日

 家庭用ゲーム機の登場から約半世紀 —— ドット絵から始まった「ビデオゲーム」は、いまや映画と肩を並べるような美しい映像によって多くの新しい世界を生み出している。私たちの生活に広く浸透し大衆文化の一部になったゲームはいまや、テクノロジーと表現の領域を横断し、クリエイターの創造力と個性が発揮される総合芸術であると言える。 1983年の創業から世界的ゲームソフトメーカーに成長した現在まで、その本社を大阪に置くカプコンは、数多くのタイトルを開発し、世界の人々を魅了してきた。本展では開発者たちの「手」による企画書や原画、ポスターやパッケージなどのグラフィックワーク、体験型コンテンツ、最新技術など、ゲーム誕生の壮大なプロセスとそこに関わるクリエイターたちの想像力と実現力を惜しみなく展覧会という場に投入し、日本が誇るゲーム文化をあらためて捉えなおす機会を創出する。

☆生誕150年記念 上村松園 2025年3月29日~6月1日

 女性芸術家がまだ少ない時代に、並外れた努力を重ねて名声を築いた上村松園(1875 – 1949)。若くして頭角をあらわした松園は、明治から昭和にかけて60年にわたって絵筆をとり、人物画の第一人者として独自の境地を拓いた。浮世絵などの古画を研究し、伝統芸能、古典文学などの豊かな知識をもとに描かれた、気品ある清澄な女性像の数々は、今日も観る者に深い感銘を与える。上村松園が誕生して150年の節目を迎えることを記念して、本展では珠玉の作品群によってその画業を紹介する。女性として初めて文化勲章を受章し、近代美術史に揺るがない足跡を残した松園芸術の真価をあらためてふり返る機会とする。

☆日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ! 2025年6月21日〜8月31日

 日本美術には、まだ世に知られていない作者、作品が埋もれている。例えば、伊藤若冲(1716 – 1800)の場合、2000年に京都国立博物館で開催された展覧会をきっかけに、空前の若冲ブームが巻き起こったが、そんな若冲も、2000年以前は一般の人々にとっては「知られざる鉱脈」だった。その後も若冲をはじめとする奇想の画家の発掘は進んだが、縄文から近現代まで、いまだ知られざる鉱脈がまだまだ眠っている。本展では、あらためてその鉱脈を掘り起こし、美しい宝石として今後の日本美術史に定着していくことを目標とする。

☆小出楢重展(仮称) 2025年9月13日~11月24日

 大阪市出身で、近代日本を代表する洋画家の一人、小出楢重(1887 – 1931)の25年ぶりの回顧展。東京美術学校を卒業後、二科展に《Nの家族》を出品し画壇にデビューした楢重は、43歳で急逝するまで日本人としての油彩画を追求し続け、静物画や裸婦像において数々の傑作を残した。「裸婦の楢重」と呼ばれるように裸婦像の名手として知られ、特に1926年の芦屋への転居後約5年のうちに制作された作品群では、大胆なデフォルメと艶やかな色彩により日本人女性の裸体を独自の造形美へと高めている。本展では、初期から晩年までの画業を各時代の代表作とともにたどり、楢重の油彩画の魅力に改めて迫る。また、素描、ガラス絵、装幀、挿絵、随筆などに発揮された多彩な才能を紹介する。

☆新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展 2025年10月4日~2026年1月4日

 1925年パリで開催された現代産業装飾芸術国際博覧会から、2025年で100周年を迎える。アール・デコ博と呼ばれるこの博覧会は装飾芸術(デザイン)に焦点を当てた博覧会で、活況を呈した1900年のパリ万博以降の雰囲気を集大成すると共に、以降、米国をはじめとする諸外国に国際的な影響を及ぼした。ここ大阪にもアール・デコは伝播し独自の文化を生み出していく。本展は、この幅広いアール・デコと呼ばれる様式の中でも、とりわけ女性と関わりの深いデザイン作品に焦点を当て、当時のグラフィック、ファッション、ジュエリー、香水瓶、乗用車等を紹介する。100年前の「理想的な女性」像を振り返り、そのデザイン諸相を再発見する機会となる。

☆シュルレアリスム 拡大するイメージ 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ(仮称) 2025年12月13日~2026年3月8日

 1924年にアンドレ・ブルトンが定義づけた動向であるシュルレアリスム(超現実主義)は、無意識や夢に着目した、フロイトの精神分析学に影響を受けて発生した。当初は文学における傾向として起こったが、徐々にその影響は拡大し、オブジェや絵画、写真・映像といった視覚芸術をはじめ、広告やファッション、インテリアへと幅広い展開をみせた。芸術的革命をもたらしたシュルレアリスムは、政治的要素をも内包する一方、日常に密接した場面にも拡がりをみせ、社会に対して政治、日常の両面からアプローチした。圧倒的存在感をもって視覚芸術、ひいては社会全体へと拡大したシュルレアリスムだが、本展では、表現の媒体をキーワードとして解体することで、シュルレアリスム像の再構築をめざす。

☆サラ・モリス 2026年1月31日~2026年4月5日

 ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、サラ・モリスは、大都市の風景を平面へと変換した抽象絵画や、それを建築的に展開させたパブリックアート、都市の生態を切り取った映像作品など、多岐にわたる創作活躍を続けている。それらの作品は、華やかな都市生活に隠された政治経済といった社会構造を表している。大阪中之島美術館は、サラが2018年に大阪を舞台に制作した映像作品《サクラ》と、その撮影にインスパイアされた絵画作品《サウンドグラフ》シリーズ等を収蔵している。本展はこれら近作にくわえ、彼女の代表作である都市名を冠した幾何学的な絵画や初期作品、これまでの映像作品を一堂に紹介する。本展は、サラ・モリスの日本初の美術館での回顧展としてふさわしい充実したものと言える。

大阪市立美術館

☆リニューアルオープン記念特別展 What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!! 2025年3月1~30日

 大阪市立美術館では、2025年3月1日にリニューアルオープンすることを記念し、特別展を開催する。日本・東洋美術を中心とする大阪市立美術館の所蔵品は、昭和11年(1936)5月1日に開館してから現在に至るまで充実が図られ続け、その数は約8700件にのぼる。本展では、館内の全フロアを特別展会場とし、絵画や書蹟、彫刻、漆工、金工、陶磁など分野ごとに選りすぐりの作品約200件を一堂に展観。館を代表する名品に加え、これまであまり紹介する機会のなかった「珍品」ともいえる作品も織り交ぜ、大阪市立美術館の「変わらぬ魅力と新たな魅力」を伝える。

大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展 日本国宝展 2025年4月26日~6月15日公式サイト

 昭和45年(1970)以来、大阪の地で二度目となる国際博覧会が開催されるこの年、大阪市立美術館は昭和11年(1936)の開館後初めて、二年以上に及ぶ全面改修を経て、リニューアルオープンを迎える。本展はこの二つの記念すべき事業に合わせて企画され、「国宝」という類い稀なる宝と〈出会い〉、感動を共有することで、国や地域を超え日本文化への理解を深める契機となることを目指す。本展はおよそ130件もの国宝が一堂に集まる。生み出された時代を表す鏡でもある美術工芸品、そしてその頂点とも言うべき国宝を通じて日本の美の歴史を辿る、稀有にして贅沢な機会となることだろう。また、リニューアルオープンと万博の開催が重なるまたとない機会に、初めて大阪で開かれる国宝展であることから、大阪ゆかりの国宝もまとめて紹介する。すべて最初から国宝だったのではなく、何百年あるいは何千年もの時を越えて奇跡的に今に伝わり、国の至宝となったものばかりである。この奇跡を可能にした、守り伝えていこうとする人々の熱い想いとたゆまぬ努力を継ぐべく、文化財を未来へ伝えていくことの意義についても紹介する。

☆ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 2025年7月5日~8月31日

国立民族学博物館

あべのハルカス美術館

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☆印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年1012日~ 2025年15日⇒公式サイト

 ウスター美術館(アメリカ)のコレクションを中心に、印象派の国際的な広がりを紹介する展覧会。バルビゾン派など印象派誕生前夜から、モネやルノワールなどのフランス印象派、さらにアメリカをはじめとするフランス国外の状況まで、印象派の受容と展開をたどる。ほとんどが日本初公開で、アメリカ印象派の知られざる魅力を堪能できる。

☆生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界 2025年1月18日~3月16日

 大正ロマンの象徴であり、「夢二式美人」で一世を風靡した竹久夢二(1884-1934)は、明治から昭和前期にいたる日本近代芸術・文化の円熟した魅力をもっとも醸し出した芸術家だった。絵画だけでなく雑誌や楽譜、本の装丁、日用品のデザインなど多岐にわたるジャンルで活躍した夢二の作品は、今もなお私たちを惹きつけてやまない。本展は、夢二の生誕140年を記念し、初公開作品を含む約180点の作品や資料から夢二の画業と魅力を改めてひもとく。

☆空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン 2025年4月5日~6月22日

 ジャン=ミッシェル・フォロン(Jean-Michel Folon 1934-2005)は、ベルギーが生んだユニークなアーティスト。詩的でユーモアに富み、やわらかな色彩と軽やかなタッチで表現されたフォロンの作品は、見る人を空想の旅へと連れ出してくれるとともに、この世界で起きているさまざまなことがらへの気づきをもたらす、豊かなメッセージ性をもそなえている。フォロンの没後20年、そして彼が生前に設立したフォロン財団の25周年を記念する本展は、絵画、彫刻、ポスターなどの多彩な作品約230点によって、そのあたたかく深遠な魅力を紹介する。

☆深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ 2025年7月5日~9月7日

 金魚に魅せられ創作を続ける美術作家、深堀隆介(1973年 愛知県生まれ)。作者自身が「金魚に救われた」という意味で名付けた「金魚救い」の出来事を形にした金魚酒のシリーズを中心に、初期から新作までの約300点を展示する。超絶技巧の2.5D(次元)ペインティング(上から見ると泳いでいる金魚、横から見ると?)により現出する、生命の残酷さ、怪しさ、美しさ、愛しさ、はかなさ。

兵庫県立美術館

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☆30年目の希望―19950117からのわたしたち(仮題) 2024年12月21日~2025年3月9日

 阪神・淡路大震災から30年を迎えるに際し、現代作家によるグループ展を開催する。同館はこれまでも震災後の節目の年に企画展示を催してきたが、特別展会場での自主企画展としては今回が初めてとなる。米田知子、束芋ほか兵庫県ゆかりの作家を起点に幅広いメンバーが集う。

☆あれから30年-県美コレクションの半世紀 2025年1月7日~4月6日

☆パウル・クレー展 創造をめぐる星座  2025年3月29~5月25日

 同館では10年ぶりとなるクレー展。本展ではスイス・ベルンのパウル・クレー・センターの学術的な協力のもと、キュビスム、表現主義、ダダ、シュルレアリスムといったクレー(1879-1940)と同時代の美術動向にも目を向け、他作家の作品とあわせて展示することで、クレーの独自性にとどまらず、同時代性や交流などにも焦点を当てる。

神戸市立博物館

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☆阪神・淡路大震災30年  大ゴッホ展―夜のカフェテラス 2025年9月20日~ 2026年2月1日⇒公式サイト

 フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)のコレクションで世界的に有名なオランダのクレラー=ミュラー美術館が所蔵するファン・ゴッホの優品約60点などからなる展覧会であり、ファン・ゴッホの名作《夜のカフェテラス》(1888年・油彩)が、2005年以来、約20年ぶりに来日する。ファン・ゴッホの画家としての前半生、初期のオランダ在住時代から、傑作《夜のカフェテラス》に代表されるアルル在住時代までの約60点の作品と、モネやルノワールなど、同時代の印象派などの作品とともに展示を予定。また、本展覧会開幕から2年後の2027年に、ファン・ゴッホの名作《アルルの跳ね橋》(1888年・油彩)を含む展覧会の神戸開催に向け取り組んでいる。

記事「阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展―夜のカフェテラス」神戸市立博物館で2025年9月20日-2026年2月1日に開催

大ゴッホ展(仮)アルルの跳ね橋展 2027年2月~5月頃(開催確定後に公表)公式サイト

神戸ファッション美術館

☆特別展「ファッション写真が語るモード-写真とドレスの関係性-」 2024年11月23日~2025年1月26日

 服飾や装身具のデザインとその流行などを主題にした「ファッション写真」。19世紀末から、ファッション産業の魅力を伝える大きな役割を担ってきた。本展では、マン・レイ、アーヴィング・ペン、篠山紀信、荒木経惟ら国内外の
有名写真家の作品200点以上を展示し、ファッション写真の歴史を紐解く。また日本のファッションカメラマンの草分けである大石一男のパリやミラノのコレクション写真の数々と、イメージの重なるドレスや映像もあわせて、ファッション写真の魅力に迫る。

☆特別展「第11回日展神戸展」 会期未定

横尾忠則現代美術館

☆横尾忠則の人生スゴロク展 2025年1月17日~5月6日

 親しみやすい入門編的な展覧会。展覧会場を横尾忠則の人生をモチーフにしたスゴロクに見立てる。スマートフォン用のサイコロ・アプリなどを使って、実際に遊びながら会場を巡ることもできる。なすがままに運命を受け入れてきた横尾の生き方のメタファーであると同時に、楽しく遊びながら横尾芸術に親しんでもらう試み。

西宮市大谷記念美術館

☆戦後西ドイツのグラフィックデザイン 2024年10月26日~2025年2月24日

☆西宮市大谷記念美術館の<展覧会とコレクション> 3 つなげる美術館ヒストリー 2025年3月20日〜5月18日 

☆新収蔵品展 2025年3月20日〜5月18日

《六甲ミーツ・アート芸術散歩》

兵庫陶芸美術館

☆TAMBA NOW + 2025 2025年1月2日〜2月28日

☆重松あゆみ展 2025年1月2日〜2月28日

☆東山焼と姫路のやきもの 2025年3月15日〜5月25日

姫路市立美術館

☆The Collection Meets KUMA Kengo 過去から未来へ生き残るデザイン 2024年12月7日〜2月2日

 隈研吾と当館学芸員の協働で、所蔵品と隈の空間デザインとのコラボレーションを展開。姫路生まれのファッションデザイナー、髙田賢三のパリの旧邸宅《Kenzo House》のリノベーションを担当した隈研吾。隈が敬愛する髙田賢三へのオマージュとなる本展では、邸内を映像再現し、髙田賢三の遺愛品を展観。

奈良国立博物館

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☆特別展 奈良国立博物館開館130年記念 超 国宝 ―祈りのかがやき― 2025年4月19日~6月15日

 仏教文化の聖地奈良に根をおろし、仏教・神道美術に特化した博物館として文化財を守り伝えてきた奈良国立博物館(奈良博)は、令和7年(2025)、開館130年の記念すべき年に開館以来はじめての「国宝展」を開催する。わが国における博物館の成立背景には、国の近代化と各地で開かれた博覧会が大きく関係している。明治維新の急激な社会変動の中、仏像をはじめとする多くの文化財が散逸する危機に瀕した。長らく仏教文化の中心地であった奈良での影響は著しく、この様子を憂いた人々を中心に明治8年(1875)から18回にわたり「奈良博覧会」が開催された。東大寺を会場として、数多くの文化財が公開され、当時多くの人々が訪れた。こうした博覧会開催を経て、文化財の保護と展示の重要性が広く認知され、明治28年(1895)年4月29日に奈良博(当時は、帝国奈良博物館)は誕生した。その2年後の明治30年(1897)には、今日の文化財保護法のもとになった「古社寺保存法」が制定され、その中で初めて「国宝」という言葉が登場する。そして、奈良博は多くの国宝とともに、その歴史を歩んできた。このたびの展覧会は、奈良博設立の契機となった奈良博覧会からはじまり、開館後に奈良博に陳列されてきた南都の大寺の名品や、これまでに企画してきた展覧会のハイライトともいうべき名宝を一堂に会し、奈良博130年の歴史をたどるもの。「超 国宝」という展覧会タイトルには、選りすぐりの名品という意味だけに留まらず、先人たちから受け継いだ文化の灯を〈時代を超えて〉つないでいくという、当館の思いが込められている。

奈良県立美術館

☆特別展 近年の新収蔵品と、そして(仮) 2025年1月18日~3月9日

和歌山県立近代美術館

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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