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写真家の細江英公さんが死去 91歳

 写真家の細江英公さんが2024年9月16日、左副腎腫瘍のため死去した。91歳。作家・三島由紀夫をモデルにした1963年の耽美的な写真集「薔薇刑」などで知られる。

 山形県米沢市出身。東京写真短大(現在の東京工芸大学)卒。フリーの写真家となり、1959年には東松照明、奈良原一高らと「VIVO」を結成した。

 1960年に舞踏家、土方巽らをモデルとした「おとこと女」を発表。土方を東北の農村で幻想的にとらえた1969年の「鎌鼬」で芸術選奨文部大臣賞を受賞した。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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