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ひろしまトリエンナーレ 広島県が事前確認の方針

2020年3月18日の朝日新聞(WEB)などによると、2020年9~11月に広島県東部で開かれる国際芸術祭「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」に対して、県が外部委員会を設置し、事前に展示内容を確認する方針だという。美術関係者からは表現の自由への憂慮の声が上がっている。
 同紙によると、県などでつくる実行委員会が主催。2月下旬の県議会の代表質問で、県側は、昨年実施したプレイベントに批判が多く寄せられた原因の1つが、事前に展示内容を把握できていなかったことだと説明。トリエンナーレの展示内容の全てを事前に外部の委員会で確認すると表明したという。
 美術評論家連盟は、声明を発表。「もし報道されている通り、『ひろしまトリエンナーレ 2020 in BINGO』に検討委員会と称される外部機関が設置されるとすれば、美術評論家連盟は、『ひろしまトリエンナーレ 2020 in BINGO』を信頼に足る健全な国際展として認めることも相対することもできない」とした。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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