記事内に商品プロモーションを含む場合があります

歌川広重展 2024年-2025年開催

2023年-2024年の歌川広重展

静岡市東海道広重美術館

浮世絵のいろは ホンモノで学ぼう 同時開催:ホンモノで見る 彫師・摺師の技巧 2024年5月28日~7月28日

中山道広重美術館

企画展 浮世絵グルメツアー 2024年6月20日〜7月21日
企画展 浮世絵鑑賞のすすめ 2024年7月25日〜8月25日
特別展観 渓斎英泉・歌川広重 木曽海道六拾九次之内 2024年8月29日〜9月29日
秋季特別企画展 浮世絵おじさんフェスティバル 前期:2024年10月3日〜11月4日 後期:2024年11月8日〜12月8日
企画展 “もっと”愛でたい富士山 2024年12月12日〜2025年1月19日
企画展 狂歌とめぐる東海道 2025年1月23日〜2月24日
企画展 江戸名所ガイドブック 2025年2月28日〜3月30日

《大阪・中之島香雪美術館

特別展「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより 」 2024年4月13日~5月26日

あべのハルカス美術館

あべのハルカス美術館開館10周年記念 広重 ―すりきわみ― 2024年7月6日~9月1日

 広重は、北斎とともに浮世絵版画の世界に風景画と花鳥画のジャンルを確立したことで高い評価を得ている。国民的な浮世絵師ともいえる知名度と人気を誇る広重だが、大規模かつ総合的な展覧会は近年開催されていない。本展は、初期から晩年までの画業を総覧し、広重作品のすばらしさを再確認してもらうとともに、あまり知られていない魅力的な作品も紹介。広重のトータルなイメージを再構築する。

《大阪浮世絵美術館

企画展「歌川広重 うきうき浮世絵 展」 2024年2月20日~7月21日

 歌川広重の作品を中心に、浮世(江戸時代の“今”のこと)をうきうきと謳歌して生きている「人」に焦点をあてた浮世絵版画の企画展。歌川広重の代表作 保永堂版「東海道五十三次」が旅のわくわくを、「京都名所之内」「浪花名所図会」など広重の人気の高い作品が名所を目の当たりにした時のどきどき(感動)を伝える。また、国芳・芳艶・貞秀といった歌川派の浮世絵師や、広重の名を襲名した門人二代広重や三代広重の作品など、合わせて55点の浮世絵版画を本企画展では展示する。

葛飾北斎 吉田博 歌川広重 浮世絵が語る日本の名山 2024年7月23日~2025年2月16日

 日本のみならず世界的に評価の高い「葛飾北斎」、新版画を代表する画家「吉田博」、風景画で爆発的な人気を誇る「歌川広重」 この三人の絵師を主軸に、日本を象徴する山“富士山”や、関西・東海道の山々が描かれた浮世絵版画58点を展示する。

奈良・大和文華館

☆特別展 レスコヴィッチコレクションの摺物―パリから来た北斎・広重・北渓・岳亭― 2024年7月9日~ 9月1日

 江戸時代の版画のうち、販売用ではない、特別な注文によって制作された作品が摺物(すりもの)。摺物は主として浮世絵師によって描かれ、数十、数百部しか作られなかったため、伝存するものが少なく、展示されることも多くはない。しかし、特注品であるため、金銀や雲母を使った豪華なもの、彫摺に手間をかけたもの、特殊なテーマのもの、注文者の私的な事情や趣向がうかがえるものなど、売品にはない魅力をもつものも少なくない。この特別展は、パリ在住のジョルジュ・レスコヴィッチ氏の数百点に及ぶ摺物コレクションから、269点を選んで、前期・後期に分けて展示するもの。展示品の大半は、全盛期ともいえる19世紀前半の江戸の摺物で、北斎やその門人の北渓・岳亭をはじめ、広重・英泉・国貞などの稀品を並べ、摺物文化のエッセンスを提示する。

たましん美術館

企画展「浮世絵 歌川広重《名所江戸百景》」 2024年7月20日~9月16日 

大分県立美術館

北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦  江戸東京博物館コレクションより 2024年7月26日~9月8日

 日本を代表する浮世絵の名作、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、青を使った鮮烈な色彩と大胆な構図で人々に強い衝撃を与えた。この時、北斎は70歳を越えていたが、長い画業の中で不断の努力を重ねていた。一方の歌川広重はこの時30歳代後半。風景画を描くもヒット作のない一介の浮世絵師にすぎなかった。北斎の大ヒットの陰で、広重はどのように自らの画風を打ち立てていったのか。これまでも北斎と広重の富士シリーズを展示する展覧会は開催されてきたが、本展はより踏み込んだ解釈により、風景画で双璧をなす北斎と広重の挑戦をストーリー展開で浮き彫りにする試み。江戸東京博物館の貴重なコレクションを通して、二人の浮世絵師のあくなき挑戦の数々を名品とともに紹介する。

2024年-2025年の歌川広重展

関連記事

最新情報をチェックしよう!
>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

CTR IMG