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愛知・碧南市藤井達吉現代美術館 2023年5月2日にリニューアルオープン

記念展「碧い海の宝箱」5月2日から6月25まで

 愛知・碧南市藤井達吉現代美術館が2023年5月2日、リニューアルオープンする。6月25日まで、記念展として「碧い海の宝箱」が開催される。市制75周年記念事業、開館15周年記念。

 同館は2008年に旧・碧南商工会議所を改修して開館。リニューアルに向けた増改築工事のため、2020年2月下旬から休館していた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響による経済対策優先などの理由で、2021年秋のリニューアル予定が遅れていた

 着工の延期に伴い、2021年4月29日〜6月20日、「いのちの移ろい展」が開催された

 今回の工事では、南西に地下1階、地上3階の建物を増築。3階を収蔵庫とする。

 収集活動は、美術館の活動で最も重要な柱のひとつ。同館では、日本近代工芸史で前衛的な活動を展開した藤井達吉の作品や、その芸術観を軸として、時代や地域性を考慮したコレクション収集に努めてきた。

 本展では、新装した展示室等の施設や設備を公開するとともに、藤井の作品や資料をはじめ、購入や寄贈による所蔵品の中から厳選した112件を紹介する。

藤井達吉《蜻蛉図壁掛》1912年頃 寄託

藤井達吉《蜻蛉図壁掛》1912年頃 寄託

展覧会概要

展覧会名碧南市制75周年記念事業 開館15周年記念 碧南市藤井達吉現代美術館リニューアル記念展
会  期2023年5月2日(火曜日)-6月25日(日曜日)
観覧時間10~17時(入場は16時30分まで)
休 館 日月曜日
観覧料無料

展示風景(準備中)

関連イベント

1.オープニングトーク
演 題:碧い海の宝箱―達吉からはばたく未来―
講 師:木本文平(同館館長)
日 時:5月6日(土曜日)14時-15時

2.スペシャルトーク
演 題:大正新南画と碧南市藤井達吉現代美術館のコレクションについて
講 師:吉田俊英氏(四日市市立博物館館長)
日 時:5月21日(日曜日)14時-15時

3.スペシャルトーク
演 題:まちの風景としての藤井達吉現代美術館
講 師:古賀大氏(株式会社日本設計 執行役員フェロー)
司 会:木本文平(当館館長)
日 時:6月11日(日曜日)14時-15時

※いずれも、先着で電話受け付け。火曜~日曜(8時30分~17時15分)に電話し、1.氏名 2.電話番号 3.参加人数を知らせる。

場 所:地下1階多目的室B
定 員:40名
料 金:無料

学芸員連続講座

日 程
内容
5月13日(土曜日)…藤井達吉・人と芸術
5月20日(土曜日)…保存修復ってなに?
6月 3日(土曜日)…石川三碧コレクションについて
6月10日(土曜日)…日本画・星野眞吾家の人拓体験ワークショップ
時 間14時~15時
定 員各日15名
参加料無料(要予約)
会 場美術館 地下1階 多目的室B
申 込火曜日~日曜日(8時30分~17時15分)に申し込む。電話で1.氏名 2.電話番号 3.参加人数を知らせる。

トーク

【ゲストトーク】
美術館西側外壁に新設したレリーフの製作について話す。
講 師:梶川俊一郎氏(鬼師)
日 時:5月27日(土曜日)14時- 30分程度

【アーティストトーク】
1階階段横に新しく常設展示した作品Double Ringsについて話す。
講 師:山本富章(アーティスト)
日 時:6月4日(日曜日)14時- 30分程度

いずれも
場 所:1階ロビー集合
定 員:20名
参加無料、予約不要


【ギャラリートーク】
展覧会担当学芸員が章ごとにリレー方式で展示説明をする。
5月14日(日曜日)、6月17日(土曜日)14時から約1時間
予約不要。観覧券をもって、2階ロビーに集まる。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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