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インドネシア映画月間の第1弾上映
名古屋市中川区外新町2-84に2023年3月にオープンしたオルタナティブ・スペース、Q SO-KOで、6月18日午後2時から、インドネシア映画月間の第 1 弾上映として、アンガ・ドゥイマス・サソンコ監督「珈琲哲学〜恋と人生の味わい方〜」の上映会が開かれる。 日本語字幕付きで、 原作小説の翻訳者、西野恵子さんによるポストトークもある。
主催は、ミラクルファクトリーと共に同スペースを共同で活用するSEASUN(シーサン)。 SEASUNは、東南アジアのアート、カルチャーを通じた多彩な交流プロジェクトを展開している。
開催概要・予約
◎インドネシア映画月間 第 1 弾「珈琲哲学〜恋と人生の味わい方〜」
日 時:6月18日(日)14:00〜17:00
会 場:Q SO-KO (名古屋市中川区外新町2-84)
入場料:1,500円(インドネシア珈琲&お菓子付き)
内 容:2015年にインドネシアで公開され、一大ブームを巻き起こしたコーヒーを巡る映画「FILOSOFI KOPI」の上映(2時間)と、原作翻訳者・西野恵子さんによるポストトーク。作品に関する裏話、映画では描かれていないエピソードや、作品をつくりあげた多彩なキーマンの魅力などを紹介する。
予 約:事前予約制。予約はこちら。
問い合わせ:SEASUN 主宰 鈴木一絵 seasun.art.asia@gmail.com
作品紹介
「珈琲哲學 ~恋と人生の味わい方~」 FILOSOFI KOPI TEMUKAN DIRIMU DISINI
117分/インドネシア/2015
監督 Angga Dwimas Sasongko
出演 Chicco Jerikho, Rio Dewanto, Julie Estelle
提供 ココロヲ・動かす・映画社○
<STORY>
亡き父の借金を返すため奔走するジョディは、コーヒーの知識に長けた相棒ベンとコーヒーショップ「フィロソフィ・コピ」を開店する。店を繁盛させようと必死なジョディ。「うまいコーヒーだけ出せばいい」と聞く耳を持たないベン。ある日、「コーヒーに目がない商談相手に最高のコーヒーをふるまい商談成立すれば、謝礼を1億ルピア払う」と持ちかけられたベンは、コーヒー全書を買い、完璧な手順でコーヒーを作り上げる。しかし、全書の著者の娘エルに「悪くないが先々週飲んだティウスには負ける」と突き放される。ジョディとベンはエルの紹介でコーヒー農園を訪れ、ティウスの秘密を知るとともに、再度コーヒー作りとは何かに向き合う中で、それぞれの父親との関係を見つめ直す。
トークゲスト
西野恵子(にしの・けいこ)
1983年7月生まれ。2010年から、フリーランスのインドネシア語翻訳者として主に産業分野での翻訳を行う。2020年7月より、東京インドネシア共和国学校(Sekolah Republik Indonesia Tokyo)で日本語教師も務める。翻訳本に、『スーパーノヴァ エピソード1 騎士と姫と流星』(2021年、監訳:福武慎太郎、訳:西野恵子、上智大学出版)、『珈琲の哲学 ディー・レスタリ短編集』(2019年、監訳:福武慎太郎、訳:西野恵子・加藤ひろあき、上智大学出版)がある。