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特別展 ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 2022年7月16日-9月25日/大阪市立美術館

  • 2022年3月22日
  • 2023年12月24日
  • 美術

ヨハネス・フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》(修復後)1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Wolfgang Kreische

フェルメール初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》を修復後、所蔵館以外で世界初公開!!

 大阪市立美術館で2022年7月16日 〜 9月25日、特別展「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が開催される。

 《窓辺で手紙を読む女》が修復後、所蔵館以外で公開されるのは、世界で初めてである。

 17世紀オランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作。

 1979年のX線調査で画面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明。長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきた。

 しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かにより消されていたという最新の調査結果が、2019年に発表された。

 本展では、大規模な修復プロジェクトによって、キューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でのお披露目に次いで公開する。

巡回

【東京展】
東京都美術館2022年2月10日(木)〜4月3日(日)

【北海道展】
北海道立近代美術館2022年4月22日(金)〜6月26日(日)

【大阪展】
大阪市立美術館2022年7月16日(土)〜9月25日(日)

【宮城展】
宮城県美術館2022年10月8日(土)〜11月27日(日)

その他の作品

 加えて、同館が所蔵するレンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなどオランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も展示する。

概要

展覧会名】 特別展「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」
会 場】 大阪市立美術館(〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内))TEL 06-6771-4874
会 期】 2022年7月16日(土)〜9月25日(日)
主 催】 大阪市立美術館、産経新聞社、関西テレビ放送

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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