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クリエイティブ・リンク・ナゴヤが「つながる∽つなげるトークシリーズ《リンク・カフェ》」を開始 初回は2024年3月10日

新しいトークイベントシリーズ

 文化芸術の中間支援組織として名古屋市が設立したクリエイティブ・リンク・ナゴヤが新たに、文化芸術の担い手を対象としたトークイベントシリーズ《リンク・カフェ》を始める。

 初回は、2024年3月10日に各地の「社会連携」の事例を紹介。2回目は、3月23日に若手アーティストによるポートフォリオ(作品集)の成果発表会を開催する。

トークイベント「アート×社会連携とは? 他地域の事例から探る」

概要

 大阪府堺市、静岡県で先駆的な活動をするゲストを招き、その可能性と現場の様子を紹介する。地元の魅力の見つけ方、人の巻き込み方、地域と関わるアーティストの在り方など、他地域の事例を参考に名古屋を盛り上げるためのヒントを探る。

 対象は、アーティスト、アートプロジェクトをやってみたい企業・団体の関係者、クリエイティブ・リンク・ナゴヤの助成申請を検討している人など。

日時
2024年3月10日(日)14:00~16:00 
場所
長者町コットンビル(名古屋市中区錦2-11-24) 
登壇者
上田假奈代氏(堺アーツカウンシル プログラム・ディレクター) 
北本麻理氏(アーツカウンシルしずおか プログラム・ディレクター) 
水野希世氏(「熱海怪獣映画祭」 代表/アーツカウンシルしずおか助成プログラム採択団体)

参加者プロフィール

上田假奈代氏
 2003年、大阪・新世界で喫茶店のふりをしたアートNPO「ココルーム」を立ち上げ、2008年、西成・釜ヶ崎に移転。2012年、まちを大学に見立てた「釜ヶ崎芸術大学」、2016年、ゲストハウスを開業。大阪市立大学都市研究プラザ研究員。大手前大学国際看護学部非常勤講師。2014年度文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞。著書に「釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店 ココルーム」(フィルムアート社)。 

北本麻理氏
 アートキャンプ白州でダンスに出合ったのを機に、芸術と社会の橋渡しについての探求を始める。京都造形芸術大学舞台芸術研究センターでの公演制作を経て、舞鶴市文化事業団アートコーディネーターとして、地域資源と芸術資源を結びつけたワークショップや舞台作品を企画・運営。JCDNで東日本大震災被災地における文化・芸術による復興支援事業『三陸国際芸術祭』『習いに行くぜ!東北へ!』のプログラム・ディレクターを務める。

熱海怪獣映画祭
 2018年に有志の熱海市民によって活動が始まる。怪獣映画と縁のある熱海で、「怪獣の聖地・熱海」のブランド化を目指し、映画祭を継続的に実施している。往年の怪獣映画や新作の上映および、クリエイターによるトークイベントを中心に、個人の創作物展示や怪獣グッズを販売する「熱海怪獣市場」、全国から創作怪獣を応募する「新怪獣お絵かきコンクール」、怪獣をモチーフにした料理を市内の飲食店が提供するコラボメニューなどのイベントを実施。

 『熱海怪獣映画祭』によって、参加者、ゲスト、市民(熱海出身者・移住者)それぞれが繋がりを密にすることで、地域の文化振興、観光の活性化に寄与している。  

申し込み

参加無料。先着順。40名程度
下記URLから
https://forms.office.com/r/kMQzuz18JP

若手アーティストたちによる成果報告会「私たち、こんなポートフォリオ作りました!」

概要

 クリエイティブ・リンク・ナゴヤの助成のうち、39歳以下の若手アーティストたちのキャリア支援をテーマにした「ポートフォリオ制作支援」プログラムに採択されたアーティストたちの報告会。

 若手アーティストと接する機会のあるギャラリー関係者やプロデューサーも登壇。実際に制作されたポートフォリオも展示する。

 対象は、アーティスト、芸術分野の学生、教員など。

日時
2024年3月23日(土)14:00~16:00 
会場
7th Cafe (名古屋市中区栄3‐18‐1ナディアパーク内 デザインセンタービル7階) 
登壇者
2023年度助成C採択アーティストから、MITOS、嶺元大和、山口麻加、ヨダアミ
 ゲスト:楠部享子氏 (株式会社メニコンビジネスアシスト(MBA) 制作プロデューサー)、居松篤彦氏(株式会社サイズ 代表取締役)

申し込み

参加無料。先着順。40名程度
下記URLから
https://forms.office.com/r/kMQzuz18JP

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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