記事内に商品プロモーションを含む場合があります
CATEGORY

美術

  • 2019年10月24日
  • 2024年9月29日

太田元弘展 織部亭(愛知県一宮市)

太田元弘  太田元弘さんは1962年、愛知県岡崎市生まれ。1985年、名古屋芸大絵画科洋画コースを卒業。1986年、 同大美術学部絵画科版画コース研究科修了。  愛知県岡崎市を拠点に、絵画と誠実に、純粋に向き合っている。豊田市美術館ギャラリー、織部亭などで個展を重ねている。  コンセプトや戦略、目的 […]

  • 2019年10月23日
  • 2021年9月10日

あいちトリエンナーレ対談 ホー・ツーニェン×浅田彰

 2019年10月14日に閉幕した「あいちトリエンナーレ2019」で展示された数多くの作品の中でとりわけ評価が高かった作品の一つが、シンガポールのアーティスト、ホー・ツーニェンさんが元旅館の日本家屋「喜楽亭」で展示した映像インスタレーション作品「旅館アポリア」である。閉幕前日の10月13日、ホー・ツ […]

  • 2019年10月21日
  • 2023年5月14日

小澤香織展 L gallery(名古屋)で2019年10月12-27日

L gallery(名古屋) 2019年10月12〜27日  小澤さんは、1981年、浜松市生まれのアーティスト。名古屋のL galleryや、岐阜のなうふ現代での個展や、グループ展などで発表を続けている。  人から譲り受けたもの、拾ったもの、不要なものとして回収したもの、あるいは、ごみになるものを […]

  • 2019年10月18日
  • 2021年6月19日

倉地比沙支展 Crispy ground —伏流水—

ガレリア・フィナルテ(名古屋) 2019年10月15日〜11月2日  倉地比沙支さんは1961年、愛知県生まれ。1984年、愛知県立芸術大学美術学部絵画専攻油画卒業。その後、同大学院美術研究科油画専攻修了、同大学院研修生修了。2021年の2人展のレビュー「知覚の深度 植村宏木、倉地比沙支 ライツギャ […]

  • 2019年10月16日
  • 2022年12月22日

生川和美展 GALLERY IDF(名古屋)で2019年10月5-20日

GALLERY IDF(名古屋) 2019年10月5〜20日  生川さんは1977年、三重県生まれ。美大を目指したこともあるらしいが、結局、大学は文学部に進み、ほとんど独学で絵を描いてきた人である。この画廊でグループ展に出品するようになった後、個展を継続して開いてきて、今回が8回目。  自分で撮影し […]

  • 2019年10月15日
  • 2019年10月15日

あいちトリエンナーレ2019終幕過去最高の65万人以上が来場

「あいちトリエンナーレ2019」は2019年10月14日、閉幕した。8月1日の開幕からの入場者数は65万人以上で、過去最高を記録した。開幕後すぐの8月3日にトリエンナーレの現代美術展示の一環で企画された「表現の不自由展・その後」が展示中止に追い込まれるなど、混乱が続いた。海外の作家を中心に展示の一時 […]

  • 2019年10月14日
  • 2019年10月31日

小泉明郎「縛られたプロメテウス」—あいちトリエンナーレ2019

あいちトリエンナーレ2019パフォーミングアーツ 小泉明郎『縛られたプロメテウス』 Photo: Shun Sato  「あいちトリエンナーレ2019」のパフォーミングアーツ部門の一環で、2019年10月10〜14日、愛知芸術文化センター・愛知県芸術劇場の大リハーサル室を会場に、演劇的な映像作品で知 […]

  • 2019年10月12日
  • 2022年8月12日

鈴木薫 noise cancelling

ART MEDIUM(名古屋) 2019年9月21日〜10月20日  ART MEDIUMは、あいちトリエンナーレ2019の開催期間に合わせ、YEBISU ART LABOと同じ4階フロアに開設された実験的なスペースである。  鈴木さんは1968年愛知県豊橋市生まれ。筆者が勤める新聞社の東京本社で整 […]

  • 2019年10月10日
  • 2019年10月11日

藤原葵「ちからこそパワー!」

gallery N(名古屋) 2019年10月8〜22日 「あいちトリエンナーレ2019」に出かけた人は、愛知芸術文化センター8階愛知県美術館ギャラリーの通路に、横幅15メートルもの長大な絵画《Conflagration》があったのを覚えている人も多いと思う。藤原さんは、1994年生まれの若手。名古 […]

  • 2019年10月8日
  • 2021年7月22日

大島ハンセン病療養所の「ろっぽうやき」 やさしい美術プロジェクト

 島全体が国立のハンセン病療養所「大島青松園」になっている瀬戸内海の大島で、名古屋造形大教授の高橋伸行さんが代表を務める「やさしい美術プロジェクト」が立ち上げた交流スペース「カフェ・シヨル」。その設立時期に関わるとっておきの話を、2019年9月22日に名古屋市中区橘の崇覚寺であった「なごや寺町アート […]

  • 2019年10月6日
  • 2020年3月5日

藍生(あおい)展 原田弘子

ギャラリーサンセリテ(愛知県豊橋市) 2019年9月28日〜10月20日  ギャラリーの大空間の壁に、藍染めの平面作品(あえて、タペストリーと言わずにそう言ってみる)が展示され、一部は、天井からいくつものレイヤーになって、空間を柔らかく包んでいる。どこまでも深い青、あるいは透明感のある繊細な変化に富 […]

  • 2019年10月4日
  • 2021年6月19日

「情の深みと浅さ」展

ヤマザキ マザック美術館(名古屋) 2019年10月1〜14日  2010年に始まったあいちトリエンナーレの期間中に、名古屋の現代美術系のギャラリーが画廊マップを作ろうとして発足したNCAM(Nagoya Contemporary Art Map)が主体となって始まった現代美術展。2016年に市民ギ […]

  • 2019年10月3日
  • 2022年4月9日

直野宣子さんの絵に思う— 名古屋画廊の個展「Washable Blue-永遠のゆらぎの中で」

名古屋画廊(名古屋)2019年10月2〜12日   市川 政憲(元愛知県美術館長、元茨城県近代美術館長)  個展の案内が届き、写真の絵を見ながら、一年前に画廊で見た絵がどんなであったかを想い出せないでいる。いま手にとる写真の絵が、あなたの絵であることに頷きながら、なんとも歯痒い。そして、この「想い出 […]

  • 2019年10月3日
  • 2021年10月10日

ながくてアートフェスティバル 展覧会レビュー

2021年 愛知・長久手市文化の家、市内各所 2021年9月18日〜10月10日  昨年は中止となったが、今年は、コロナが収束しない中、関係者の尽力で開催にこぎつけた。ただし、ワークショップやマーケットは中止で、展示が中心となる。  会場は、長久手市内に散らばっているが、メイン会場の長久手市文化の家 […]

  • 2019年10月1日
  • 2019年10月2日

井手日出志 景色

Gallery HAM(名古屋) 2019年9月21日〜10月26日  1990年代の終わり頃だから、20年ほど前、筆者が書いた新聞の美術評には、井手さんが発表したさまざまな作品が紹介されていたが、一番印象に残っているのは、井手さんの使用済みベッドシーツにイメージを刺繍した作品である。その後、Gal […]

  • 2019年9月30日
  • 2021年7月22日

松岡恵子 版画作品展—目の中の世界—

ギャラリーアートグラフ(名古屋) 2019年9月7日〜10月14日  日本の美術界は分断された社会で成り立っていた。以前、筆者が新聞の美術記者をしていた1990年代は、東海地方では公募団体が依然として力をもち、毎年2月ごろに開かれる日展は多くの観客を集めた。二科会や独立美術協会、二紀会、白日会、春陽 […]

  • 2019年9月29日
  • 2019年9月29日

あいちトリエンナーレ 表象文化論学会が補助金不交付撤回を求める声明

 「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」中止問題に関して、文化庁の補助金が不交付になった問題で、表象文化論学会が2019年9月28日、「文化庁による『あいちトリエンナーレ2019』への補助金不交付の撤回を求める会長声明」を出した。声明内容は、以下の通り。  文化庁は「あいちトリ […]

  • 2019年9月28日
  • 2023年11月3日

佐々木類 Residues from the Surrounding

Lights Gallery(名古屋) 2019年9月26日〜10月14日  佐々木類は1984年高知県生まれ。現在は、金沢市を拠点に国内外で展覧会を開き、ガラスを素材にしたインスタレーションを発表している。Lights Galleryでは、8月にも個展を開いた。  ギャラリー1階の空間に入って驚く […]

  • 2019年9月28日
  • 2023年4月9日

竹田尚史 質量の泉と重力の霧

美濃加茂市民ミュージアム(岐阜県美濃加茂市) 2019年9月21日〜10月27日  美濃加茂市民ミュージアムは、「芸術と自然」をテーマに現代美術のレジデンスプログラムを継続している。  今回の竹田尚史さん(1976年生まれ)は、立体や写真、映像、インスタレーションと表現方法を多彩に変化させながら、自 […]

  • 2019年9月27日
  • 2022年8月30日

彫る絵画—三原色—鈴木淳夫個展 2019年9月21日-10月5日

AIN SOPH DISPATCH(名古屋) 2019年9月21日〜10月5日  鈴木淳夫さんの作品は長く見てきた。今回はとりわけ、美しく、力強い展示である。2020年の個展「平面⇄立体」のレビュー、2022年の豊川市桜ヶ丘ミュージアムでの2人展レビューも参照。  鈴木さんは一貫して、パネルに何層、 […]

>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

CTR IMG