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籔下雷太監督長編デビュー作『BOY』シアターカフェ(名古屋)で公開 3/13~21

籔下雷太監督『BOY』

 名古屋市東区白壁のシアターカフェで、2021年3月13~21日、籔下雷太監督待望の長編デビュー作『BOY』が上映される。最新作『吉祥寺ゴーゴー』も併映。

 『わたしはアーティスト』『戦場へ、インターン』などで、これからの才能として注目される籔下雷太監督。

 2020年2月にK’sシネマ(東京)で公開。その後、コロナ禍で公開が遅れる中、12月に大阪シアターセブンで上映され、待望の名古屋での公開となった。

上映スケジュール

3/13(土)、14(日)、20(土祝)、21(日)15:00/18:00
3/15(月)、18(木)、19(金)15:00

※火・水定休

舞台挨拶(予定)

※社会状況により変更の可能性がある。
◎3/13(土)15/18時の回 籔下雷太監督、松木大輔さん(『BOY』出演者 谷役) 
◎3/21(日)15/18時の回 籔下雷太監督、きだしゅんすけさん(『BOY』『吉祥寺ゴーゴー』音楽担当)

料金

1200円+(別途ドリンク代600円~)
定員 各回10名

『BOY』(2019年/78分)

監督・脚本:籔下雷太
出演:井口翔登、松木大輔、大咲レイナ、綾乃彩、伊藤羊子、中野貴啓、山本愛生、小川正利、村田美輪子、相馬有紀実、野口しゅうじ、酒井麻吏、窪正晴、安田博紀、大根田良樹
製作・配給:ニューシネマワークショップ 

 記憶をなくした青年の前に現れた“恋人”と名乗る2人の女。 
彼に何が起こったのか? 本当の恋人は誰なのか? 一体何が真実なのか!?
 3年間失踪し、記憶喪失となって見つかった佐藤晴人。医師の谷健吾が運転する車で、自分が発見された川べりに向かい、佇んでみるが、何も思い出せない。
 治療法のひとつとして、両親や兄、友人などが次々に晴人の元を訪れ、実際に体験したことを再現してみるものの、全く思い出せず、記憶の手がかりを掴めない。
 その一方で、晴人の恋人だと名乗る広瀬翔子に対しては、記憶は戻らないものの好意を抱き始めていた。好きと告白をした海、初めてキスをした公園で、実際に思い出を再現する二人は、会えずにいた3年の月日など忘れるように、恋人としての時間を過ごしていく。
 そこにある女性が訪ねてきて、「晴人は私の恋人でした」と告げる。混乱する晴人。
 自分は一体何者なのか。本当の恋人は誰なのか。そして晴人は真実にたどり着けるのか…。
 ©ニューシネマワークショップ

『吉祥寺ゴーゴー』(2020年/17分)

監督・脚本・編集: 籔下雷太
出演: 佐々木春香、 小池樹里杏、 五頭岳夫
製作:吉祥寺今昔写真館委員会

 1970年からタイムスリップして現代の井の頭公園にやってきた亜紀とマリ。
 そんなふたりと遭遇するひとりの老人。出会うはずのなかった彼らの運命がひとつに結ばれたとき、明らかになる驚きの関係とは?
 そして彼女たちは無事 ”過去” に帰ることができるのか?
 ©吉祥寺今昔写真館委員会

籔下雷太監督

 1984年、京都府生まれ。短編映画『わたしはアーティスト』が2015年SKIPCITY国際Dシネマ映画祭似て短編部門グランプリ、ぴあフィルムフェスティバルにて審査員特別賞と京都賞を受賞。
 2016年には文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」に選出され、『戦場へ、インターン』を監督。また、撮影を務めた『恋とさよならとハワイ』は、上海国際映画祭アジア新人部門で最優秀撮影賞にノミネートされた。
 2020年2月には、初の長編映画『BOY』が公開。最新作は短編映画『吉祥寺ゴーゴー』。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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