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豊田市美術館「ボイス+パレルモ」でオンライン連続レクチャー開催、画家・額田宣彦さんの講話も公開

「ボイス+パレルモ」関連イベント

 愛知・豊田市美術館で2021年4月3日〜6月20日の会期で開催されている展覧会「ボイス+パレルモ」の理解を深めてもらおうと、2021年6月12日(土)、13日(日)、18日(金)の午後7時から、オンラインでの連続レクチャーが開催される。また、パレルモから影響を受けた画家・額田宣彦さんの講話もWEB上のテキストとして公開した。

 第二次世界大戦以降の最も重要な芸術家の1人、ヨーゼフ・ボイス(1921-1986年)と、教え子でボイスが後に自身に最も近い表現者と認めたブリンキー・パレルモ(1943-1977年)を紹介する企画展。詳細は、「ボイス+パレルモ 豊田市美術館 会場リポート 4月3日〜6月20日」を参照。

オンライン・レクチャー・シリーズ

 日程と講演者は次の通り。聴講無料。

●第1回 6/12[土] 19:00-

中世美術から見たヨーゼフ・ボイス 講師:木俣元一(美術史、名古屋大学人文学研究科教授)

●第2回 6/13[日] 19:00-

ブリンキー・パレルモについて 講師:林道郎(美術史、美術批評、上智大学国際教養学部教授)

●第3回 6/18[金] 19:00-

ヨーゼフ・ボイスの自己神話化—芸術と政治との間で 講師:水野俊(美術史、慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻博士課程)

【視聴方法】

当日、開始時刻前に豊田市美術館のWEBサイトにアクセスする。

※アーカイヴ配信は予定していない。

画家が語る画家 額田宣彦—パレルモについて、そしてボイスについても少し

 1980年代末、画家・額田宣彦さんはふとしたきっかけで知ったパレルモの作品が絵画制作の一つの指針となった。今回の展観に合わせ、額田さんの話をまとめたファイルを豊田市美術館が公開した。

 詳細は、こちらのPDFから。

 また、画家の今井俊介さん、五月女哲平さんによるパレルモについての対談はこちらから(「美術手帖」のWEBサイト)。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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