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第28回アートフィルム・フェスティバル 2024年11月23、24日に愛知芸術文化センターで開催 吉開菜央監督『まさゆめ』(2024 年)を初公開

The 28th Art Film Festival

 「第28回アートフィルム・フェスティバル」が2024年11月23、24日、名古屋・栄の愛知芸術文化センター12階アートスペースAで催される。

 アートフィルム・フェスティバルは、実験映画やビデオ・アート、ドキュメンタリー、フィクション等のジャンル区分にとらわれず、独自の視点からプログラムを構成する特集上映会。主催は愛知県美術館。入場無料。
⇒プログラムのダウンロード

 今回の特集は「オリジナル映像セレクション」。愛知芸術文化センター・愛知県美術館では、開館した1992年から、1年1本のペースで、「身体」をテーマとしたオリジナル映像作品の製作を続けている。

 今回は、最新第32作として完成した吉開菜央監督『まさゆめ』(2024年)を初公開する。吉開監督は、「Grand Bouquet」が「あいちトリエンナーレ2019」の映像プログラムで上映された

開催概要

名 称:第28回アートフィルム・フェスティバル
期 間:2024年11月23日(土)、24日(日)
会 場:愛知芸術文化センター12階 アートスペース A
観覧料:無料
主 催:愛知県美術館
問い合わせ:愛知県美術館 TEL 052-971-5511(代)

上映スケジュール

11月23日(土)

10:00
天野天街『トワイライツ』1994年 33分 16mm(フィルム上映) カラー
キドラット・タヒミック『フィリピンふんどし 日本の夏』1996年 39分 16mm(フィルム上映) カラー
勅使川原三郎『T-CITY』1993年 28分 35mm(フィルム上映) モノクロ
ダニエル・シュミット『KAZUO OHNO』1995年 15分 35mm(フィルム上映) カラー
13:30
牧野貴『Generator』2011年 20分 デジタル・ヴィデオ カラー
大山慶『HAND SOAP』2008年 15分 35mm(デジタル・ヴィデオ上映) カラー
前田真二郎『王様の子供』1998年 40分 16mm(デジタル・ヴィデオ上映) カラー
SHIMURAbros『車輪の上の蝶』2022年 29分 デジタル・ヴィデオ カラー
16:00
ミヤギフトシ『音と変身/ Sounds, Metamorphoses』2020年 58分 デジタル・ヴィデオ カラー
柴田剛『ギ・あいうえおス―ずばぬけたかえうた―』2010年 56分 デジタル・ヴィデオ カラー
18:30
三宅流『究竟の地 ── 岩崎鬼剣舞の一年』2007年 116分 デジタル・ヴィデオ カラー

11月24日(日)

10:00
山城知佳子『創造の発端―アブダクション/子供―』2015年 18分 デジタル・ヴィデオ カラー
田村友一郎『アポロンの背中』2016年 20分 デジタル・ヴィデオ カラー
小田香『セノーテ』2019年 75分 デジタル・ヴィデオ カラー
13:00
三宅唱『THE COCKPIT』2014年 64分 デジタル・ヴィデオ カラー
清原惟『A Window of Memories』2023年 67分 デジタル・ヴィデオ カラー
15:45
愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品第32作初公開
吉開菜央「まさゆめ」2024年 110分 デジタル・ヴィデオ カラー
※上映終了後、吉開監督と杉原永純氏(福岡市総合図書館学芸員)の対談がある。

過去のフェスティバル

・第27回アートフィルム・フェスティバルは、こちら
・第26回アートフィルム・フェスティバルは、こちら
・第25回アートフィルム・フェスティバルは、こちら
・第24回アートフィルム・フェスティバルは、こちら

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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