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荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所 ギンズのリーディングの音声を公開 

             『Distraction Series』より

荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所Reversible Destiny Foundationが、荒川+ギンズが創造したさまざまな哲学、プロジェクトを共有しようと配信を始めた隔週のニューズレター『Distraction Series』の第4弾で、マドリン・ギンズによる詩作や著書のリーディングの音声を公開した。2020年4月に「マドリン・ギンズ選集 /The Saddest Thing Is That I Have Had to Use Words: A Madeline Gins Reader 」が出版されたのを受けて企画。マドリンの声に耳を傾けると、彼女の作品の味わいがより深く感じられる。

 オンライン上で音声を提供したPennSoundは、多くのポエトリー・リーディングのアーカイブと新しいオーディオ・レコーディングを保存・制作するペンシルベニア大学のプロジェクト。マドリン・ギンズによるリーディングや講義の録音の多くがこのプロジェクト・ウェブサイトで提供されている。

 今回は、2001年5月19日、米国ニューヨークのチャイナタウンのバー・Double Happinessであった《Segue Series》と題したリーディング・プログラムのハイライトを紹介する。
 生物学で学ぶクレブスサイクル(クエン酸回路)に深く関連する詩のリーディング。スパゲティを食べるプロセスを詩化させた作品をプログラム中にちりばめ、時には笑いを誘い、時にはメランコリーを感じさせる。遊び心にあふれ、絶妙のあんばいで生物の生きる悦びが加味されている。
 

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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