報道によると、映画監督の青山真治さんが2022年3月21日、頸部食道がんで死去した。57歳だった。
北九州市出身。立教大卒。代表作に、地元の北九州市を舞台に浅野忠信さんが主演した劇場長編デビュー作「Helpless」(1996年)、バスジャック事件を題材に心に深い傷を負った人間の再生を描き、カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した「EUREKA」(2000年)、ロカルノ国際映画祭金豹賞(審査員特別賞)に輝いた「東京公園」(2011年)など。
「EUREKA」は映画を基に小説として執筆され、三島由紀夫賞を受賞した。